少しづつですが、着実に営業再開に向かっています。

本日、温泉の自噴が止まってから試験的に汲み上げた温泉の成分分析が上がって来ました。
源泉名が少し変わっていたが、ほぼ従来の成分と同じでした。
1㎝も新たに源泉井戸を掘っていないのですから、当然と言えば当然です。

汲上ても泉質は変わりません。

さて、これで動力汲上でもほぼ同じ温泉が確保できることが分かりました・・・・と言うより動力で汲み上げても、ほぼ同じ泉質だと言う事が確認できたと言うべきでしょう。

まあ、当然の結果と言えばそれまでですが。

さて、これか動力汲上方式を決めなくてはいけません。

前も書きましたが、これには現在候補は2方式あります。

汲上エアーリフト方式

このやり方は、今の源泉井戸にエアー管と同入管を入れ、外部から空気を送り込んで、そのリフト力を使って温泉を汲み上げる方式です。
単純なやり方なので、故障が少ないのですが、エアーを送り込むので温泉が酸化する可能性が高い。
振動で井戸内部が濁って、結果濁った温泉になる可能性もあります。

強塩分温泉なので、エアー管と同入管を定期的に交換する必要があります。

汲上温泉ポンプげ方式

安定した温泉を汲み上げられる利点はありますが、故障した場合は引き上げて交換する必要がある。
源泉温度が高いので、特殊な高価なポンプが必要になる。
なんせ日本三大薬湯の高温で高濃度の成分の温泉を汲み上げるポンプですからね。
現在国産でこれに耐える仕様のポンプは無いので、特注で製作可能か?または油田でも使うような海外製の特殊ポンプを使用するか?
その点も検討する必要があるのだそうです。

さらに温泉成分が濃いので、定期的に引き上げてポンプをメンテナンスする必要があるので、常に二台体制が必要になる。

などなど、それぞれ利点もあれば欠点もあります。
これから、費用比較や納期の比較をして、どの方式にするか近々決定する事になると思います。

これが決まらないと、温泉の利用計画書が出来ないですよね。

ゆっくりですが着実にゴールに近づいている気がしています。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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