急激なお客様の増は、その後の注意が必要。

この本も何度も読み返しました。

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今回は昨日お昼にアップした「安売り=麻薬販促=一度手を染めると抜け出せないから。」の続編です。

急激なお客さんの増加は喜んでばかりいられない。

以前、3年に一度の某イベントで8~9月は過去の比べても非常の多くのお客様から来ていただきました。

 でも、お客様の数は増えましたが、客単価が下がって、それほど売り上げに貢献しませんでした。

だって、食事の供給は、急に増えたお客様に対応していませんでしたし、お越しいただいたお客様はお風呂だけは入れれば良いのですから。
そして、そのイベントが終わった10~12月の3か月間は前年比を大きく下回ってしまい、結局2か月の貯金をすべて吐き出してしまったのです。

結果はこうなりました。

8月から12月まで集計は、結果的には売り上げは下がってしまいました。
1月以降立て直して、ようやく平年並みに戻しましたが、非常に苦労しました。

このように、外部要因を含めても、急にお客様の数を増えた時は、逆に注意が必要なんだと学びました。
でもその時は忙しくて、考える暇なんてないんですよね。

このように、施設の魅力は変らないのに、急にお客様が増える事はトータルでは逆にマイナスに働く事が多いようです。

お客様の立場になると!

では、お客様はどうか?
メチャメチャ込み合っている施設が良い訳ないですよね。
もう二度と来ないと思うかも知れません。
このように、どちらも得しないことが分かります。

安売りで、無理やり混雑を作ると!

では、恒常的に半額や無料の販促を実施しているとどうなるか。
今回は、イベントという外部要因で、そうなりましたが、これを安売りという販促で作り上げたらどうなるか?

その期間は賑わうかもしれませんが、それ以外の期間はお客様が来なくなるので、常に安売りを行うようになります。
そうすと、価格だけに魅力を感じるようなお客様だけ集まるようになります。

込み合っても、お互いに大変なんです。

こういったお客様は施設には何のこだわりも、愛情もないので、面白くなければクレームを言ってきます。
そして、他に安い所があれば、すぐに乗り換えるのが特徴だそうです。

施設側は、収入が少なくても運用できるように、コストダウンを図ります。
まず、手っ取り早く清掃要員を削り、掃除のコストカットをし、次に人件費や備品のランクを落とします。アメニティなどは、その対象ですよね。
すると、ますます施設の魅力は無くなってきます。スタッフも施設も疲弊してくるわけですよね。

やっぱり地道が集客の王道ですね。

集客にウルトラCはないのですよね。
施設と運用の魅力や完成度を少しずつ高め、そのことを販促でい知らせ続けることが王道で、それ以外の手法はあまりにリスキーなやり方なのだと過去の経験から学びました。

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タグ:
エクスマ
安売りするな
藤村正宏

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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