美人林は伐採作業中でした。

雨の紅葉の美人林

雨の紅葉の美人林

雨に濡れた林が綺麗だろうと、美人林に行ってみました。

そしたら、伐採作業で一番メインな場所が作業で立ち入り禁止になっていました。
作業は11/21日の土曜日まで続くようです。
作業内容は、林の中の30本ほど切り倒して、切り刻みチップにして林に敷き詰める作業です。

_MG_1139

枝や幹はチップにして林に戻していました。

現在は伐採作業を終え、チップにしている作業中でした。
自然界であれば、放置しても問題ないでしょうが、現在の美人林は年間10万人以上も来ている観光地になりました。

それだけの人が来ると、林の環境も問題が出ますが、最大の問題は枝などが折れた時に、見学に来た人に当たって怪我をする可能性です。

人が多く来るようになり、林の土を踏み固め林の環境を変える問題と、倒木や枝が折れた時、それに当たって怪我をする可能性の問題もあります。

自然界だったら全然問題ないのに。
実は森の学校キョロロが中心になり、美人林の環境調査はかなりされています。
例えば林の中のメインの木がどの位、枯枝が発生しているか調査されています。
枯枝と言っても直径10センチ以上もありますから、それが10mも高所から落下して、人の頭に直撃したら命に係わる怪我を負うことは容易に想像できますよね。

_MG_1135

作業が終われば、美人林のイメージは変わらず危険は除去できるのです。

危険な枝の除去は実はこまめにやっています。
そして、今回は林の成長に負けたブナの木を伐採しているのだと思います。
そして、その木を木材チップにして林に戻す事は、下の土壌保護の面からも非常に理にかなっています。

この作業は、自然に放置しると危険な為に人為的に手を加えて助けてやっているのです。

それって人工的と思われるかもしれませんが、確かに自然の状態でも美しい林は出来上がります。

しかし、それには気の遠くなるような時間が掛ります。
それより、人工的に少し手助けすると、非常に早い時間で素晴らしい林が出来るそうです。

暫くは不便ですが、今後の美人林の為ですので、理解してあげましょう。

タグ:
美人林の伐採
美人林環境保全

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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