2025.6.10(火)
お陰様で本日退院いたしました。
お陰様で、本日退院いたしました
……と言っても、この文章はまだ病院のベッドの上で書いておりますが(笑)。
今回は、「最悪の中の最良」だったと思っています。
自損事故ですが・・・・・
まず、ロードバイクで転倒したこと自体は、まさに最悪でした。
まさかここまでの大けがになるとは、自分でも想像していませんでした。
ただ、幸いにも車や他人を巻き込まない単独事故だったことは、不幸中の幸いでした。
さらに、ヘルメットが割れるほどの衝撃があったにもかかわらず、頭部にはまったく異常がなかったのは本当に運がよかったと思います。
安全装備は多少高価でも、しっかりした製品を選ぶことが大事だと改めて実感しました。
また、脊髄や神経系に影響がなかったのも救いでした。
「もっと悪くなっていた可能性もあった」と思えば、今回のけがはまさに「最悪の中の最良」だったのかもしれません。
入院生活について
5月12日に緊急入院し、翌日には全身が痛くて動かせない状態。
肺には太い管のドレンが入り、心電図モニターや点滴など、いろいろな装置に繋がれる日々が始まりました。
2週間はベッド上での安静指示。
小の方は過去の入院経験もあり何とかなりましたが、大の方はどうするのかと尋ねると、「大人用おむつをしているので、そのままで大丈夫です」と言われ……これは正直無理でした(笑)。
結局、3回ほど浣腸をお願いすることに。
世話をしてくださった看護師さんたちには、本当に頭が下がる思いでした。
嫌な顔ひとつせず、淡々と対応してくださった姿に、心から感謝しています。
また、熱が出て眠れない夜には、定期的にアイスノンを替えてくださり、ありがたかったです。
手術とその後
肺の状態が思わしくなく、回復を早めるために手術を受けることになりました。
これが予想以上に……痛かった(笑)。
でも、手術後も2時間おきに様子を見に来てくださる医療スタッフの皆さんがいて、本当に心強く、感謝しかありません。
1週間も経つと、少しずつ体を起こせるようになってきました。
ところがここでびっくり。足の筋肉がすっかり退化していて、立ち上がれないのです。
「人間の体は、使わないとこんなに衰えるのか」と、身をもって実感しました。
頭も使わないと退化しちゃうんだろうな……なんてことも思ったり(笑)。
それでも、肺のドレンが取れたあたりから、体が自由に動かせるようになってきました。
リハビリと退院
「無理せず、少しずつ歩く訓練をした方がいいですよ」と言われ、朝・昼・晩と補助具を使っての歩行練習を続けました。
担当さんの指示も良かったので、リハビリも順調に進み、今では片松葉杖で日常生活に支障がないレベルまで回復。
おかげさまで、本日無事に退院することができました。
ただ体力は以前の1/10位
徐々に回復をしていくより他ありません。
入院当初、「最短で1か月、長ければ1.5か月」と予想していた中で、1か月で退院できたのは良かったと思います。
ただ、退院=完全復帰ではありません。
これからしばらくは自宅で静養し、少しずつ仕事にも戻っていく予定です。
無理をすると、また病院に戻る羽目にもなりかねません。
焦らず、じっくりと回復していきたいと思っています。
最後に
ちなみに、私は今回、個室を希望しませんでした。
手術直後のみ個室で経過観察を受けましたが、それ以外は4人部屋で療養させて頂きました。
経済的には個室に入る余裕もありましたが、今回の事故で職場スタッフや取引先の皆さまに多大なご迷惑をおかけしたという思いから、少しでも“贖罪”の気持ちを込めて、あえて大部屋での生活を選びました。
他人に気を遣いながらの生活は正直大変でしたが、その分、いろいろな学びがありました。
この経験が、残りの人生にとってきっと貴重な財産になると信じています。
今回お世話になった先生方、看護師さんをはじめとするすべての医療スタッフの皆さま、
本当にありがとうございました。
あまり優等生な患者ではなかったかもしれませんが、心から感謝しております。
本当のお礼は、二度と病院に戻ってこない事なんでしょうね。
頑張ります。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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退院おめでとうございます。社員の皆さんは勿論ですが社長の笑顔を待ち望んでる大勢のナステビュー愛好家かホッとしていると思います。焦らず急がずに、でも一日も早いフロントに立つ社長を待っています。
山口さん、応援と温かいお言葉感謝します。
本日無事退院させていただきました。
しかしながら、ポンコツの体は言うことを聞かず、ロボットのような動きしかできません。
もう少し猶予を頂きたいと思います。
これからも、ナステビュウ湯の山の応援よろしくお願いしますね。