猫がいなくなって分かったこと。

私は2匹の猫を飼っています。
なんで2匹も飼っているのか？

飼っているうちにそうなってしまったのです。
最初に買いだしたのは「チンチラゴールデン」というペルシャ系の猫でした。
その猫が、気が強く気まぐれで全然なつかないので、２匹目の猫「ノルウェージャンフォレストキャット」という品種の猫を飼うようになりました。
この２匹の猫が、見た目気品あふれ優雅な猫と、人に従順で呼べばどこからでも来る犬のような性格の猫でちょうどバランスが取れていました。

あれから、もう２匹ともこの世にはいません。
２匹が亡くなる時は本当につらかったけど、命のもろさ、尊さを改めて感じました。

それから何となく我が家では２匹飼いが当たり前になって、２匹づつ買っています。
現在はラヴドールという種類とブリティシュショートヘアーという品種の猫を飼っています。

血統書が付いているといっても、ホームセンターから買った猫ですから、それほど素晴らしいわけではないですが、我が家ではいうことは全然聞きませんが世界一の猫たちです。

その１匹のブリティシュショートヘアーのスミレちゃんがいなくなってしまったのです。

当家は完全室内飼いで、表には一切出しません。
表に出そうとすると、怖がってすぐに戻ります。
そんな猫が進んで表に出ることは考えられません。

でも、どこを探しても家にはいませんでした。
蒸発してしまったのです。
もしかすると前夜からいないのかもしれません。

気が付いたのは朝のご飯の時間にいなかったからです。
それから、時間を見つけすごく探しました。
自宅から半径１キロくらいの範囲は昼間１回夜１回探してみました。

でも見つからなかったのです。
この時、僕たち夫婦がこの子に依存してた事を思い知らされました。

そのうちに戻ってくるなんて気にはなれません。
夜10時を回ったころ、家のそばを探しているとき車庫の中からニャーと出てきました。
車庫も何度も探しているので、多分どこかから帰ってきたんだと思います。
本当に心配させられる猫です。

猫に癒されていたんだと思いました。
やはり我が家は２匹の猫が必要なんです。
お互い命のある限り、怒ったり泣いたりして共に人生を歩んでいきたいと思っています。

まぎれもなく我が家の家族の一員です。

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