2018.6.9(土)
今週はF1カナダGPが開催されています。
皆さん、F1なんて全く興味ない方が多いと思います。
僕もそんなに詳しい訳ではないのですが、現在日本メーカーのHondaがPU:パワーユニット/エンジン供給と言う形で参加しています。
そして現在F1でカナダGPが開催されています。
簡単に現在のF1について説明します。
現在世界最高峰の自動車レースF1は3月オーストラリアのアルバートパーク・サーキットで開幕し11月のアラブ首長国連邦のアブダビGPの21戦を戦います。
その中でメルセデス
フェラーリ
レッドブル
フォース・インディア
ウィリアムズ
ルノー
トロロッソ・ホンダF1
ハース
マクラーレン
ザウバーの10チーム20台がしのぎを削ってレースをします。
しかしPU(パワーユニット)はフェラーリ/メルセデス/ルノー/HONDAの4社しかなく、各チームはどのエンジンかを搭載してレースに臨みます。
しかし現在のF1エンジン仕様は非常に複雑で、2014年より導入された1.6リッター・ハイブリッドターボは、内燃機関(ICE)以外にハイブリッドシステムからなる2つの動力源を備えています。
余りに複雑すぎて、新規で参入できない問題も起きています。
あえて途中で参加しているHONDAも大苦戦をしているのが現状だと言えます。
間もなく、この複雑なエンジン規定も変わると言われています。
そしたらあのポルシェも参戦して来ると言う噂もあるようです。
そしてエンジン供給もワークスチームとして取り組む場合と、単にエンジンを販売するだけのプライベートとして参加する場合もあります。
ワークスチームはともに開発する訳ですので、例えば現在はトロロッソチームとホンダはエンジンに関してはワークスチームとして参加しています。F1マシンを開発改良していくのがワークスチームです。
現在はメルセデスは自身のチーム含め3チーム、フェラーリも3チーム、今年からワークス参戦するルノーは3チームに供給、ホンダのみがトロロッソに独占的にパワーユニットを提供しています。
結果が出ていないので、トロロッソしか使ってもらえないと言うのが正確なのかも?
勿論、ワークスPUは細かい対応も出来ますし、改良も敏速に行われます。
一緒になってF1を戦っている感じなんですね。
それだけで圧倒的に有利なのです。
それに反してエンジンを購入してレースに参加する場合は、カスタマーPUと言う形でエンジン供給を受けます。
そしてチームとってはPUの費用が掛からない利点もあります。
F1は膨大な費用が掛かると言われています、PUだけでも費用が掛からないとなると、チームは本体の開発に専念できる利点もあります。
今年でHONDAがF1に参加して4年目ですが、殆ど目立った結果を残せていません。
そして、今年は去年よりは良いのですがあまり結果が出ていません。
各チームは少しづつマイナーチェンジを繰り返し完成度を高めていきます。
PUもマイナーチェンジを行っていますが、シーズン中に交換できる回数は3回までと規定されています。
それ以上はペナルティを受けてしまうわけですが、今回トトロッソはパワーユニットを3回目のアップデートを行いました。
かなり改良されたと言われていますが、結果は?
それが今回のカナダGPで投入したと言われていて、上位チームとの差はかなり縮まっていると言われていますが、他のチームもアップデートしたPUを投入しているのでどうなるか、結果が待たれます。
頑張れHONDA!
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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