2016.7.9(土)
九州震災を観光産業の面から考える。
九州は大きな災害に見舞われ、大変な事態ですね。
僕の経験だと、震災の後は追って大雨や大雪が追いかけて来るんです。
中越震災の後、震源付近は凄い大雪でした。
最近の長野県北部の地震も小谷村なんて豪雪でした。
これ以上の雨が降らない事を、祈っています。
でも、僕たちのように観光産業の最大の被害は、風評被害です。
色々な報道で、凄いことになっている、現地に遊びに行こうとは思いませんよね。
ところがそう言った心理が、逆に観光地の復興を遅らせているのです。
中越震災、中越沖震災、東日本大震災の後の長野県北部地震を経験しました。
その時も復興のために、予算が下りて割引が行われました。
それで、だいぶ助かった旅館も多かったと思います。
僕は最近の小谷の地震の時も、すぐに知り合いの旅館に泊まりに行って、レポートしました。
そして、世界的な災害があると、落ち着いたころなるべく行くようにしています。
来年は九州に行きたいと思っています。
その僕が思うのです。
自信も体験して、大雨や大災害の後には市の補助で、被災地の方を無料で入館させたりしていました。
外国の被災地にも、復興が終わった後に足を運びました。
でも、その後どうなったと思います。
福島のいわき温泉に僕の友達がいます。
その旅館は、立ち直れないほどの大災害、さらに福島第一原発がすぐ近くにある観光地で、どう生き残っていくか?
あまりお金を掛けず、すさまじい変化を遂げました。
板前さんの確保が難しいと判断し、付近の調理屋さん提携して、夕食を出さない宿泊プランを考案しました。
それから、色々なプランも考えました。
夕食を出さないプランのお陰で、少ないスタッフで運用可能になりました。
そして、付近の食事処も活性化しました。
お客様も、好きなものを食べられて評判も上々でした。
そんな風に進化して、現在もこのプランは人気のプランになっているようです。
このような、災害や天変地異は無いにこしたことはありませんが、もし起こったら、頭を切り替えチャンスととらえたらどうでしょうか?
チャンスとは、普段だとなかなか変われないのですが、この機会に大幅に変わる事も可能です。
氷河時代に多くの生物が絶滅しました。
しかし、進化して生き残った生物もいます。
その生物たちは、現在は大繁栄しています。
それが、私たちを含む哺乳類なんですよね。
試練が無くても進化する事は大事です、共に頑張りましょう。
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- 災害は進化のチャンス
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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