2016.4.18(月)
実は何種類もある、お風呂の入浴法!
今回は色々な入浴方法をご紹介したいと思います。
普段は殆どの方が全身浴しか実行していないと思いますが、入浴道の奥儀は深いのです。
そのさまざまな入浴方法について紹介します。
この機会に是非ご自分に一番合った入浴法を探してみてください。
全身浴
肩までお風呂につかる本来の入浴スタイルです。でもいろいろな刺激で体に負担がかかると言うリスクがあります。
ですから、のぼせやすく、長湯などは注意が必要です。
そこで温泉の効果が十分得られリスクを軽減出来る「分割浴」などがお勧めです。
温泉を療養に利用する事を意識するのであれば、次に説明する「半身浴」の方が効果は高いです。
しかし、肩まで熱い温泉につかり気持ちよさはストレス解消になります。肩まで温泉にどっぷりつかり「う~極楽!極楽!」などと発する事が、温泉本来の楽しみ方であることも忘れてはならないでしょう。分割浴などを上手に利用し、安全で効果の高い入浴法を行いましょう。この入浴法は体に負担をかける分、ダイエット効果もあります。
半身浴
上半身は涼しく、下半身を暖める健康増進法に「頭寒足熱」(づかんそくねつ)という方法があります。
お風呂や温泉にこれを応用しつつ、心臓や身体の負担を軽くしたのが「半身浴」です。浴槽に段差が有る場合、そこに腰掛けると、下半身だけ温泉に浸かった状態になります。
もし適当な段差が無い場合は腰掛けるものを老いても良いでしょう。状況に応じへそから胸までの間をお湯のライン(みぞうちのライン位が適当)とすれば良いです。
下半身から温泉成分が浸透、上半身に発汗促進などという効果がありながら、心臓に負担をかけない理想的な入浴法です。
下半身だけの入浴法では体が温まらない気もしますが、血液循環が活発になることにより、上半身も十分温かくなり、発汗が促進されます。
もし上半身が寒く感じるようでしたら、その時だけ肩まで浸かったり、お湯をしみこませたタオルを掛けたり、乾いたタオルを掛けたり、掛け湯をするなど工夫をすればよいでしょう。
部分浴
部分浴には足浴、手浴、座浴等があります。いずれの入浴法も体の負担が少なく手軽な入浴法です。それぞれの入浴法について説明します。
足浴
膝下だけをお湯につける入浴法です。衣服を着たまま、読書をしたまま、また語り合いながら時間を気にしないで楽しめる入浴法で、この方法で温泉を利用すると、体の負担も少なく、温泉の効能も手軽にあらわれるのが特徴です。
手浴
手と前腕をたらいのような容器につける方法が一般的です。手浴だけで血行障害が良くなり筋肉疲労や冷え性が改善されることがあります。
座浴
腰を下ろした姿勢で、お尻をたらいに入れる入浴法です。痔のうっ血した部分の血行を改善させます。
その時の水温はあまり熱くしないで38度程度で10分も入浴すれば十分でしょう。
浮遊浴
浴槽の縁に頭を乗せ膝を立て体が浮いたような状態を作り入浴します。※写真参考
心臓がより水面に近くなるので、水圧の影響が少ないながら肩までお湯に浸かる事が出来るし、半身浴より気持ちが良いです。呼吸にあわせ、自然に体を浮いたり沈んだりすると、宇宙の無重力空間にいるような気持ちよさがあり、脳波がα波になりやすいです。
実際にやってみると本当にリラックスできる入浴法です。
ただ、大勢の前でやると目立って少々恥ずかしいのが難点ですが、体に負担をかけずにリラックスできる入浴方で素晴らしいですけどね・・・・
このように、お風呂の入り方は色々なバリエーションがありますよね。
色々試してみてください。
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今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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