2016.1.4(月)
無料のお客様を受け入れると施設が荒れるのか?
以前、温泉博士という雑誌の企画で、そこに掲載すると掲載料の変わりに温泉博士の雑誌を持ってきたお客様を無料で受け入れると言う仕組みです。
暇の時期なら、宣伝もかねていいじゃないか・・・・・・と思うでしょ。
確かにお客様は増えます。
でも、館内が荒れる、クレームが増える、スタッフは疲弊するであまり良い事がないので辞めました。
無料って、お客様はタダだから来るので、正規の料金を出してまで来ようとしないのです。
さらに、その施設に愛着はありません。
だから、どうしても雰囲気が悪くなりがちです。
無料で入館することが悪いと言っているのではありません。
例えば当館のポイントカードのように、20ポイント達成のご褒美として1回無料になりますってのは良いと思うのです。
でも雑誌を買っただけで、無料になりますってのはただの乱発でしかありません。
当然集まるお客様も、そんな感じになってしまいます。
さらに、細かい事で大げさにクレームを言ってくる人が多かった。
当館のスタッフも心の中で「無料で入館してきているくせに。」とどこかで感じて、それが伝わってしまっていると思います。
そんな悪循環で、事が良い方向に向かうはずがありません。
ですので、当館は温泉博士から卒業させていただきました。
最近「雪マジ19」をご存知ですか?
19歳の年にスキー場が無料になるといったものです。
若い時にスキーの楽しさを経験しておくと、その後もスキー場に来る確率が高まるのだそうです。
松之山の場合は温浴施設も協力して、お風呂も無料になるのです。
当館も協力させていただいていますが・・・・・・・
女性と一緒に来るグループはまあまあなんですが、男性だけで来る2~3人グループは問題有なケースが見受けられます。
まず、ハイテンションな乗りで入館してきます。
「むりょうっすか~マジですか。超やばいすっすね~」って感じです。
館内にいる間ずっと、このテンションです。
うざいよね。
他の人にも迷惑だし。
1月2日は特にこういったグループが目立ちました。
次の日駐車場を見回ると、こんな感じです。
彼らが捨てていったという証拠はありません。
しかし、全体の協力のために行っている事です。
さらに当館は彼らの入湯税を肩代わりして払ったりしています。
つまり、無料ではなく私たちが、わずかな金額ですがお金を出して来てもらっているお客様なのです。
来年からは、基本的に考え直そうと思いました。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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