2015.12.9(水)
温泉の湯治文化を見直してみませんか。
今朝は栃尾又温泉、自在館で目覚めました。
ここは、日本でも珍しい放射能泉がたっぷりあります。
しかも、その温度は38℃程度でぬるすぎる温度のお湯です。
昔は、「ぬるすぎる」と敬遠されたでしょうね。
しかし、この放射能泉+不感温浴は全国に例をみないほど、奇跡的な組み合わせなんです。
ここの泉質名は単純弱放射能温泉ですが、最近原発事故で放射能は怖いというイメージがありますが、温泉の放射能は怖いところか、健康に非常に有効なんです。
適応症を見ていただくとわかりますが、放射能温泉ほど多くの適応症を持つ温泉も少ないのです。
特に慢性胆のう炎や胆石症を適応症に持つ温泉は、放射能温泉しかありません。
さらに、この放射能温泉は非常にデリケートで、すぐに気化してしまったり、空気に触れるとすぐに失われる成分でもあるのです。
ですから、鮮度が命なんです。
特にここの下の湯のように、湯船の下から湧き出すような「源泉かけ流し」温泉は非常に放射能温泉向きなんです。
さらに、最近は温泉の還元力にも少しづつ注目されてきました。
還元力とは、簡単に言うと酸化を防ぐ力と言う事になります。
新鮮な温泉はこの還元力を豊富に含んでいます。
特に源泉かけ流しのような、湯船に直接注ぐ事でさらに良い効果が得られやすいのです。
万病の湯と呼ばれる新鮮な放射能温泉を長時間入浴することができるって、ここの温泉にはぴったりの入浴法なんです。
全国でも数の少ない、超本物温泉だと僕は思います。
日本人の文化である、湯治文化や温泉文化をしっかり継続して伝えていく施設、そんな自在館さんには、今後も頑張ってもらいたいと思いました。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
このブログはBlogランキングに参加しています。
バナーをクリックして応援いただけると嬉しいです!