2015.9.9(水)
実は虹は撮影が難しい被写体です。
今日は夕方虹が出てFacebookは大騒ぎですね。
所がこの虹、非常に難問なんです。
難しい虹の撮影
立体感が無くなる。
この写真はナステビュウ湯の山の駐車場から撮った写真ですが、まず虹の背面は暗くなければ虹が目立ちません。
この場合は曇り空ですから、さらに虹が目立ってきます。
もう一つ空が晴れてくると、明るくなって、空に露出を合わせると地面が暗くなりがち。
※この写真も空を抑えめに露出決定していますので、地面が暗くなりがちです。
最後に虹は順光なので、写真が平坦化しやすいです。
この写真なんてまさに光の濃淡が無く平坦にべた~って感じですよね。
地面が潰れる、空が飛ぶ
フラットの光を嫌い日陰のある部分を含んで撮影すると、今度は空とのラチチュード(光の明暗の差)で地面が黒く潰れます。
地面に露出を合わせると空がつぶれます。
またPLフィルター(偏光フィルター)を利用して虹を強調する方法はあまりお勧めできません。
まず、虹が不自然な色になりますし、それ程虹も濃くなりません。
大変な思いで使うなら、外してしまった方が良い感じです。
高橋式感動的な虹の撮影法
ドラマを演出する。
フラットの写真でも、写真にドラマがあると、それはそれで魅力的な写真になります。
写りこみを利用する。
例えば建物の窓や水面の写りこみを利用して一層ドラマチックに演出すると感動も増します。
水面が揺れていないとWの虹が写せたのですが、お風呂だからね。
上の写真はパースに行った時に素晴らしい夕焼けに出会いました。
女房は盛んに夕焼けの方を撮影していたので、反対側のビルの硝子に写りこんでいる夕焼けの方が綺麗だと教えて撮影した写真です。
ぼくより上手に撮りやがった(笑)
こんな感じで、夕焼けにも応用が利きます。
貴方もチャレンジしてみてください。
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今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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