2015.3.13(金)
日光東照宮の三猿には深い意味があったんですね。
皆さん、旅行から帰ってきました。
今回は世界遺産の日光東照宮を拝観してきました。
冬の日光は寒いですね。頑張って見てきましたが、雨でも降っていればメゲテ途中で挫折したかも? お天気に助けられましたよ。
冬にしては運が良かったのかな?
それに、説明して下さったガイドさんのお蔭で非常に参考になりました。
特に三猿は興味深かったですね。
外国にも似たような言い伝えはあるそうで「Three wise monkeys」と呼ばれ親しまれているようです。
この三猿は実は2面目で合計8面で形成され、人の生涯の生き方を教える手本と言われています。
まず、一面目
親子の猿ですが、 母猿が手をかざして子猿の将来を案じて見ている様子と言われています。
そして有名な三猿の2面目
聞かざる、言わざる、見ざるの順番ですが、叡智の3つの秘密を示しているといいます。
この2面に登場する3匹の猿はまだ幼い子ども猿。
本来の意味は、「子どものときは、世の中の悪いことを見たり、聞いたり、言ったりしないで、素直なまま育ちなさい」という教育論的なものだという意見と、大人になってからの処世術で余計な事は見たり聞いたりしても、むやみに他人に言ってはいけないと言う戒めだという説もあるようです。
僕は後者の方が「なるほど」と感心しますが・・・
三面目は
座っている猿の姿。一人立ち直前の姿を表していると言われています。
4面目
若い猿が大きな志を抱いて天を仰ぐ姿、そして青い雲が「青雲の志」を暗示していると言われています。
5面目
やがて、人生に挫折する厳しさを味わっている姿で、そんな時も励ましてくれる友や仲間が大切だと言う教えだそうです。
6面目
やがて、若い猿も恋の季節がやってきて物思いにふけっている状態の猿だそうです。
7面目
やがて結婚した2匹の猿。大きな荒波の彫刻は、これから訪れる荒波で夫婦で乗り越えて行くと言う教えを表しているそうです。
そして最後の8面目
色々経験を積み、やがて大人になり、次の世代の子供を宿し母となって一面に戻るのだそうです。
どうです。奥が深いですよね。
説明してもらわないと分かりませんが、私も60歳を手前に猿に人生を学ばせて頂きました。
感心したので、多少ニュアンスは違うかもしれませんが、皆さんにも披露しました。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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