2022.8.28(日)
万作の会が十日町に来る(段十ろうでの狂言イベント)
おはようございます。
今年の夏は長雨ですね。
きっと農家の方は、田んぼの稲が倒伏してご苦労されると思います。
こんな年もありますが、農家の皆さん頑張ってください。
さて、今年も万作の会により狂言イベントが十日町で開催されます。
まず万作の会について紹介します。
勿論、人間国宝 野村万作氏に師事した方のグループですが非常に充実しています。
それは、野村万作氏が教えるのが上手で、弟子に教える事が好きだと言う点があげられるのではないでしょうか?
私は真夏の笑いの祭典を通じ、何年も万作先生を見てきました。
万作先生はお酒はたしなむ方ですが、旅先でも前日の食事の際は早めに休んで、翌日は早くから弟子の稽古をしていました。
万作先生は教えるのが上手だし、好きなんですよねと言う話を複数の方から聞いた覚えもありますし、私自身もそう思っています。
こんな地道な努力のバックボーンがあるから、ベテランから若手のバランスの取れた芸が続いているのだと思いました。
万作の会の十日町公演の内容
今年も万作の会の狂言イベントが十日町であります。
日時 令和4年 10月19日(水) 18時開場 18時30分開
前売り SS 6,000円 S 5,000円 A 4,000円
当日 各500円増し
十日町公演の見どころ
その1 親子三代の芸
そして今回十日町公演では野村家三代の芸が見れると言う事です。
と言うのは野村万作氏の円熟の芸→野村萬斎氏の切れのある脂の乗った天才芸を堪能できます。→野村裕基(松之山で行われた『靱猿』は可愛かったに他ならない物でした。狂言は猿に始まり狐で終わると言われていますが、まさに狂言デビューの裕基君の猿を見れたことは幸せでしたが、その彼も今ではすっかり成人になって活躍しているのですから、年月を感じますね。
その2 十日町ゆかりの演目
そして、今回の見どころはもう一点あります。
それは「鏡男」です。
この演目は十日町市松之山の鏡が池がモチーフになっています。
松山鏡とは松之山が舞台になって出来た物語です。
その松山鏡をモチーフに作られたのが「鏡男」です。
そんな意味で新潟にゆかりのある演目です。
私は野村万作先生は狂言の塊だとおもっています。
直接お話を聞いたこともありますが、話題は狂言のお話かしません。
その位、頭の中は狂言しかないのと思えます。
狂言に詳しい人に話を聞くと、野村万作先生も若い時は狂言の普及にご苦労されたようです。
人間としても尊敬できる方だと思います。
そんな万作先生には、お元気で一日でも長く舞台に立っていただきたいと思っています。
バランスの取れた、日本最高峰の狂言が見れるのです。
準備のお手伝いも多少すると思いますが、楽しみは客席でじっくり拝見させてもらおうと思っています。
因みにチケットは今日から段十ろうで販売開始ですよ。
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- 万作の会
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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ご無沙汰してます。お元気ですか?
久しぶりに伺います、
お会い出来る事を楽しみにしてます!
深田さん、ご無沙汰してます。
お元気でご活躍している姿拝見させていただいています。
ええ、深田さんもお越しになられるんですか?
高野さんと、深田さんは出演者のお名前がなかったので、今年はお会いできないのかと思っていました。
今年は公演中は観客席で見る事が出来そうなので、チケット取りました。
松之山で宿泊していた旅館の女将もチケット取ったそうです。
今から楽しみで仕方ありません。
よろしくお願いします。