2022.8.26(金)
今年の冬は寒いの?暖冬なの?令和5年の冬の雪を予想する。
まだ、お盆が終わったばかりなのに、すでに私は冬の事を考えています。
毎年、秋になると今年の雪はどうなるかな~と考えていますが、今年は夏が雨ばかりなので、すでに冬が気になり始めてきました。
そこで今年の冬の雪を予想してみます。
エルニーニョ/ラニーニャ現象から予想する
昨年は簡単に言うとラニーニャ現象だから寒い冬だと言う傾向で、それが的中した感じでした。
だけど、物事そう単純でもないのです。
例えばエルニーニョだと夏雨が多めで涼しくなる傾向が強く、冬は暖冬傾向だと言われています。
そしてその逆でラニーニャ現象だと、夏晴天が続き暑い夏で、冬には寒い冬の傾向が強いと言われています。
去年は典型的なラニーニャ現象だったので気象庁も寒い冬の予想だったと思います。
では今年はどうでしょうか?
ご覧の通り年末までエルニーニョ現象になる事はなさそうです。
年末でもラニーニャ現象の確率が60%もあるのです。
少なくてもラニーニャ現象の傾向が続くようです。
しかし現状はラニーニャ現象なのですが、起きている現象はエルニーニョ現象の典型的な気象が続いているんですね。
北極振動はどうなっている?
私は筑波大学 計算科学研究センター 田中博 先生の論文を読ませて頂き、すごく共感したのを覚えています。
それは今日の異常現象や地球温暖化と言われているのに豪雪になるメカニズムは気象庁のエルニーニョ/ラニーニャ現象だけで説明がつかないのです。
それが、そればかりではなく北極振動による寒気の蛇行が原因の1つだと言う事が良く分かったからです。
田中先生の今後の予測グラフ
興味のある方は日本の異常気象と北極振動の関係
を読むと良く理解できると思います。
過去の豪雪においてAOIのグラフで見るとマイナスに触れると寒冬になると言われています。
この時は気流が大きく蛇行している時でもあるようなのです。
それを踏まえて、これから今年の予想ですが↓
これからAOLはマイナス振れる可能性が高いようです。
つまり今年も寒い冬で豪雪傾向の可能性が高いと言えます。
暑い夏は豪雪で、寒い夏は暖冬
これは言い伝えで、夏暑いと、そのぶり返しで冬豪雪になり、夏雨ばかり降ると、冬は暖冬だとよく言われます。
何となくそんな気がするし、平均気温から言えばそうだなと思えるのですが、現状では科学的な根拠はないですから、よくわかりませんが、この観点から言えば今年の冬は暖冬だとも言えます。
今年の冬(令和4年から令和5年)の冬の雪を予想する。
感覚的には、豪雪の年は翌年も豪雪傾向が続いていくような気がします。
そしてエルニーニョ現象からもラニーニャ現象になる確率は高く、北極振動も大気の流れは荒れそうな予想から豪雪の確率は高いと思います。
ですので、今年も全国的には、寒い日が多く北陸東北では雪が多い冬になると予想します。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
このブログはBlogランキングに参加しています。
バナーをクリックして応援いただけると嬉しいです!
高橋社長さんの長期予報は毎年楽しみで、拝見させていただいております。
しかし良く頑張っておられる♪
私も以前はまるたき温泉とか第3セクの観光施設に係わって、この商売?大変な事は充分承知しているつもりでおります。
第三セクも今現在は平役員になって関わり薄くなりましたが、ここの所市からの委託費増額していただいて、これならばやって行けるなの状況です。
民設民営補助金なんて考えられない!恵まれておりますね♪
地域にとって必要な大事な施設・組織と考えております。
益々のご健闘お祈りいたします。
矢澤源一郎様 コメント応援ありがとうございます。
Blogにも書きましたが、私の目標は「不易流行」ですから、伝統や風習を重んじ、常に新しいチャレンジをやめ
ない事が大事だと思っています。
今は苦しい時ですが、雨にも負けず頑張ります。
またのコメントお待ちしています。