2019.6.25(火)
お客様から、ヘラクレスの飼育の事についてよく聞かれます。
最近ブログにヘラクレスオオカブトの飼育のついて色々聞かれますので、ブログでそのことについて書いてみようと思います。
なんで僕がヘラクレスを育てるようになったか?
それはナステビュウ湯の山のイベントでヘラクレスオオカブトを展示して、最後はプレゼントしたことに始まります。
1カ月くらい飼育していると、卵を産んだペアも出ました。
その卵をペットボトルの中に古い廃菌床の中に入れて机の上に置いておいたら、孵化して結構大きく育ったんですね。
それから、幼虫を買って育て始め、現在は成虫を買って交配させ卵をとって(ブリード)育てています。
最初は交配→卵を産ませ→幼虫を育て→成虫にする!事が目的でした。
現在その目的が達成されましたので、次の目標に爆進中です。
自宅にはたった3畳間ですが24時間エアコンで温度管理している部屋も作りました。
だから次の目的とは、超大型のヘラクレスオオカブトを育てる事です。
現在、飼育されているヘラクレスの飼育記録は182㎜だと思います。
大きさだけじゃないんですよね、スタイルも大事だと考えています。
要するに自分が思い描くカッコいいスタイルでデッカイヘラクレスを育てたいって事です。
そんなヘラクレスを育てるには、飼育技術もさることながら、血統も大事だと言
ています。
親の特性が色濃く子供にも出て来るって事だそうです。
大きなヘラクレスから生まれた子供は、大きくなる確率が高いって事です。
全て大型になるわけでもないらしいです。
優秀な♂と優秀な♀を交配さっせて出来た子供は・・・・・
全て優秀とまでいかないようですが、確率は上がります。
そして♂♀には相性があるらしいのです。
それを確立を上げていくには、優秀な♂と血統の違う多くの優秀な♀を交配させて結果を見ると良いらしいです。
5ラインもやれば、一ライン位は当りのラインが出るという事なのですね。
私は現在有名なブリーダーから優秀血統のインラインCBF2の♂をYahoo!オークションで購入して、自分で育てた♀のヘラクレス2ラインと、オークションで購入した優秀と思われる血統の♀3ラインの合計5ラインの産卵をさせています。
インラインとはCBF2とも呼ばれていますが、兄弟の♂♀で交配させることです。
これによってそのラインの遺伝子が色濃く残る事になります。
昆虫に関しては近親交配の類題はCBF5まで大丈夫そうですが、次第に生殖能力が弱まり、奇形の率が高くなるそうです。
有名ブリーダー自体も自分の虫だけでブリードしているので、かなり地は濃いと思いますしCBF2と言っても実際はCBF3かCBF4位の血の濃さなんでしょうね。
今回の♂も、交配力(生殖能力)が弱くて苦戦しています。
えられた卵はまだ受精して幼虫になったかどうか確認していませんが、大丈夫だと思います。
後2~3ライン増やして、7~8ラインのヘラクレスを育てる計画です。
1ラインの産卵数を制限する事もやりますが、トータルでは
物凄い数の幼虫になりそうですが、それも対策は考えてあります。
それは将来性がありそうな幼虫だけ育てるって方法です。
将来性とは半年で100gを超すような幼虫が大型の成虫になるんだそうです。
最近のブリーダーは大体が、この難関をクリアしてるようです。
選別って残酷なような気がしますが錦鯉でも、選別してダメな稚魚は川に放流したりしているじゃないですか。
人間のエゴかもしれませんが、仕方のない事なのだと思います。
そんな虫飼育をやっています。
ちなみに私はヘラクレスヘラクレスしか飼育しません。
他のクワガタとか、ヘラクレスにもたくさんの亜種とか、ネプチューンオオカブトとか、似たような虫はたくさんいますが、わき目も振らずにヘラヘラのみの飼育だけをやるつもりです。
その方が管理が簡単ですからね。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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