本当に温泉は病気に効くの?

湯ノ山ニュースと連携企画です。
これからも温泉の疑問を積極的に取り上げていきます。
湯の山ニュースにも同じ内容を書きましたが、内容の密度が違います。もっと詳しく知りたい方は、湯の山新聞のQRコードを読み取るとこの記事に飛ぶ仕掛けです。

では内容です。

 

常に難しい質問です。
温泉は特定の病気の治療薬とは違います。
では?病気に全く効果がないかと言うと、それも違います。

しかし温泉を利用することにより、結果的に病気が治ったり、病後の回復が早くなる効果は十分期待できます。
ですから、おおざっぱに言うと、市場には健康の為に飲む青汁や養〇酒みたいなサプリメントも多いですが、それとも違い全身をリフレッシュさせる事により、色々な効果が期待できます。
これにさらに気持ちいい~とか、リラックス出来た~などのリラクゼーション効果が加わるわけです。
また、温泉の効果としては次のようなものが一般的です。

物理効果

①温熱効果

身体が温まることによって、末梢血管が開き血行が促進されることにより、新陳代謝が高まります。
更に体温が上がると、免疫力も高まります。

②水圧効果

水圧により全身に圧力がかかり内臓が刺激され内臓運動につながります。
また、水圧効果は血液やリンパ液を押し上げる事から「デドックス効果」があるとも言われています。

③浮力効果と粘性抵抗

浮力により体が軽くなる事により、筋肉が緩み、脳波が「α波」のリラックスした状態になりやすいようです。
また、お湯の粘性という抵抗により、体を動かそうとすると普段より大きな力がかかります。
ゆっくり動かすことで筋力の弱った人や運動機能が低下した人の「リハビリテーション」にも利用されるされます。

心理効果

日常生活を離れ、環境に恵まれた温泉地に行くことにより五感に刺激を受けると、自律神経のスイッチが入り、ストレスを解消したり精神疲労や体調不良に効果を発揮するのです。

薬理効果

温泉の成分を皮膚から吸収することにより得られる効果の事です。
勿論泉質により、その効果は異なります。
温泉を飲むことにより効果を発揮する「飲用の適応症」もありますが、最近は飲泉施設が少ないのが残念です。

お風呂の温度による効果

自律神経は、お風呂の温度によって刺激が変わってきます。
熱めのお風呂(42℃以上)は交感神経を刺激して「目覚めの効果」を発揮します。
37℃~40℃の湯温ではリラックス効果を発揮します。
このように交感神経はアクセル効果があり、副交感神経はブレーキの効果があります。

その他の効果

入浴することによりカロリーを消費して、ダイエット効果もありますが、それほど大きくありませんから運動+入浴という感じで組み合わせて利用することが効果的です。
また、最近はあまり汗をかくことが無くなりました。
結果汗腺が詰まったり、昨日が弱ったりしていることがあります。

お風呂でしっかり汗をかくことにより、体の老廃物が早く体外に排出されたりするデドックス効果も期待できます。

質問ご意見はコチラからでも出来ます。

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今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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