2018.12.15(土)
これから冬の降雪パターンが変わる。
最近の冬は良くわからない?と思っている方はいませんか?
特に雪の降り方が???ですよね。
そう思っている方は私だけではないはずです。
ここで今後の北陸地方の雪の降り方を気象研がシミュレーション したそうです。
その結果は
「10年に一度」クラスの“ドカ雪”になると、新潟や石川、富山県の北陸と、長野、岐阜の一部、北海道の内陸部で、1日あたりの降雪量と豪雪が降る頻度が増えるという。
背景には、地球温暖化が進行すると、気温が0℃以下になる本州や北海道の内陸部で大気中の水蒸気が増加することが、降雪量を増やすと考えられている。
現在も、降水量に換算して60ミリ以上の大雪が降る場合は、冬型の気圧配置が強くなって豪雪が降りやすくなる。北陸地方の沿岸部では、温暖化で気温が高いため、雪ではなく雨が降るが、内陸部や山間部では気温が氷点下になるため、現在は10年に一度規模であっても、将来的には4〜5年おきに発生するおそれがあるという。
ハザードラボのHPより引用
シュミレーションですが納得です。
詳しく書いていませんが、これも正確ではないと思います。
このドカ雪のパターンも2種類あって
例えば梅雨時の記録的な豪雨の雪バージョン
最近、夏に記録的な大雨が局地的に降りますよね。
その冬バージョンが平成23年1月福井市で起きた豪雪だと思うのです。当時1日の最大積雪27センチを記録するなどの大雪に見舞われ、数百台の車が立ち往生し、複数集落が孤立したことがありましたよね。
もう一つのバージョンが北極振動により短期間(2~3週間)ではありますが、非常に強い寒波が襲ってきて、そこに増えてた水蒸気が一気にドカ雪化するパターンです。
あくまでも僕の私説ですけどね。
気になるデータは今年は全体的には暖冬傾向なのですが、年末に寒波が来るらしいのです。
年末1~2週間だけは平年並みかやや寒い予報が気にかかかります。
北極振動が大きく振動し日本に大寒波が押し寄せる時は、ジェット気流も大きく蛇行するようです。
これもネットである程度判断できます。
寒帯ジット気流が大きく変動して、日本をすっぽり覆うようなことがあると警戒の必要があります。
参考HP→ジェット解析図・偏西風蛇行図
また札幌の事例ですが、最近の冬の傾向を書いていますが↓
過去20年平均、過去10年平均、過去5年平均の順番で⛄降雪量は徐々に減少傾向であるのに対し、☂降水量は増加傾向にありました。
この冬のように湿った雪で水分量の多い⛄が降る場合や気温が上がって、冬なのに⛄雪ではなく☂雨として降るケースが近年増加傾向にあるためではと考えられます。
お天気̟プラスのホームページより引用
これも実感ですね。
温暖化で降水量が増え、その時に寒波が来たり山間部の気温が低い場所は大雪傾向なんですよね。
その典型が青森県の酸ヶ湯ですよね。
何か温暖化で小雪とならないメカニズムなんだな~と感心しました。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
このブログはBlogランキングに参加しています。
バナーをクリックして応援いただけると嬉しいです!