悪戯では済まない、お風呂屋さんに深刻なダメージで逮捕された青年!


昨年の8月17日の事でしたが、和歌山県の新宮市熊野川町日足の同市運営の温泉施設「熊野川温泉さつき」で備え付けのシャンプーやボディソープを大量に入れて浴室を泡だらけにした罪で、少年2人が逮捕されました。
この事で、この施設は大迷惑で浴槽が泡だらけになっていた事で、正常な営業が出来なくなってしまい、急きょ臨時休館にして大清掃して施設を再開しました。

結構話題になったりニュースで取り上げられたことから施設が被害届を出していた所、最近犯人が逮捕されました。

逮捕されたのは19歳の少年2人でしたが・・・・・
19歳って少年でしょうか?
立派な大人だと思うので、当然実名報道でも良い気がしますが、これって少年法の影響でしょうか?

本人は悪ふざけのつもりでやったのでしょうが結果は多くの方に迷惑をかけ、そして施設には大変な損害を与えました。
施設としては被害届を出さざる得ないですね。

しかし温浴施設って脆弱ですよね。
備え付けの石鹸をお風呂に入れただけで深刻な被害になります。
こんな事、やろうと思えば誰にもできちゃうことですよね。

設備的に循環方式のお風呂が深刻ですね。
源泉かけ流しは、徐々に新しいお湯が供給されますので、薄まって来ますが、循環方式はそれが少ないのでいつまでも濃度が濃い状態です。

しかし、今回は完全な無害の物質だったのが救いです。
これが有害物質だったら大騒ぎです。
健康被害も出たかもしれません。

動画を見ると色々な迷惑行為がありますが、当館では再開後の新しい規則では浴室には撮影できる器具の持ち込み禁止です。

以前もあったんですが、露天風呂でスマートフォンで音楽を聴いていた方がいて、お願いしたところ、別に写真撮っている訳ではないから良いでしょうと言われた。

今後はそういった事も明確化して、施設のルールとしてそういった器具も浴室に持ち込めないようにします。

施設側がこのような事に消極的なのは、SNSで発信することによりある程度の宣伝効果も期待できるからなのです。
私も誰もいない浴室では写真を撮影したりしたこともあります。
Blogなどでお風呂の写真があった方が見る方が分かり易いからです。しかしそれは、その施設が明確に浴室内の撮影を禁止していない施設に限ります。
更に条件は誰もいないって事も加わります。
鈴森の湯では浴室の写真を公開していますが、
一応施設側にはその旨了解をもらった方がトラブルが少ないでしょう。

例えば、軽井沢のトンボの湯では、完全に脱衣所と浴室の撮影禁止としています。
ここまで、徹底している施設は少ないですね。
当館も色々相談しましたが、今後のトラブル防止のため脱衣場と浴室は撮影禁止で、さらに浴室お呼びサウナは施設側が許可した以外の撮影できる機材の持ち込み禁止にしした方が良いという意見になりました。

こう考えると、今までは善意の上で成り立っていたルールが徐々に壊れていくような気がします。

タグ:
公共浴場の問題

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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