ホーリーバジルは凄い利用価値があった!

今年はナステビュウ湯の山は5月から休館状態でした。
でも何もしていない訳ではありません。

その一つでホーリーバジルの栽培です。
何に使うとかと言うと、休憩所でホーリーバジルを煎じた物をお出しする事も考えています。

そしてもう一つが、入浴剤として利用できないかと考えています。
調べると、ホーリーバジル風呂ってあまり一般的じゃないですね。
ホーリーバジルそのものが、あまり一般的ではないので仕方ない事ですけどね。

今年、自分でホーリーバジルを育てた経験を元に色々書いてみたいと思います。

ホーリーバジルとは?

ホーリーバジルとは、バジルと同じメボウキ属に分類されるハーブです。
強い独特の香りのするシソ科のハーブで草丈は30~60cmほどに生長します。
茎には細かい毛がたくさんあり、たくさん分岐しています。
単独で育てると半円形な形状になります。
ホーリーバジルの薬効はストレスの緩和や、体の生理機能を高めるために利用されてきました。
また、近年の研究によって、その効果が実証されつつあります。
このことから、薬の副作用が心配な方や、自然に体質改善をしたなどの方に注目をされています。

ホーリーバジルの主な効能

美容、アンチエイジング効果

主成分のオイゲノールやカリオフィレン、ウルソール酸といった抗酸化成分が、ストレスホルモンのコレチゾールを抑制し、若返りのホルモン「DHEA」を活性化させるといわれています。
これが、美容や身体的な老化の防止(アンチエイジング)への効果・効能です。

抗菌作用

葉っぱに含まれるエーテル(ジエチルエーテル)には、強力な抗菌効果があり、黄色ブドウ球菌や大腸菌などの繁殖を防ぎます。

ホーリーバジルのこれらの有効成分が、免疫機能と新陳代謝を高め、生活習慣病やインフルエンザ、風邪の予防のほか、頭痛、呼吸器の疾患、肝機能の低下、胃炎、むくみ、冷え性など体の不調を和らげ、根本的な体質の改善へと導いてくれます。

ホーリーバジルの副作用

ホーリーバジルは、ストレスの緩和や、体の生理機能を高めるために、古くから利用されてきました。
また、近年の研究によって、その効果が実証されつつあります。このことから、薬の副作用が心配な方や、自然に体質改善をしたい方が漢方薬のような扱いで利用されています。

ホーリーバジルの栽培方法

ホーリーバジルは、一般には苗は売られていないので、種から育てるのですが気を付けてもらいたいのが、発芽温度が高いって事です。
感覚的にはサルビアより少し高い感じです。
種まきの時期は、八重桜が咲くころが良いでしょう。
それか、保温をして種をまくと発芽率が上がります。
桜の花の咲いたこと蒔いても、なかなか発芽しません。

ある程度育ったらポットに植え替え、苗が10センチ程度に成長したら畑に定植します。
病害虫は殆どありませんので、あまり心配はいりませんが、青虫など付いたら手で取り除き、アブラムシなどが付いたら無害の木酸酢や牛乳などが効果あると言わています。
ハーブには農薬は使いたくないですよね。
そだててみて、それほど手間のかかる植物ではないと感じています。
ただ、今年はカラスの悪戯に悩まされました。
畑に定植したら、カラスが全部引き抜いてしまうのです。
色々やりましたが、工事用の水糸と言う黄色い強い糸を畑の上に張り巡らしたら、それ以来カラスは怖がって寄り付かなくなりました。

廃菌床マルチの畑
※殆ど手間いらず

ホーリーバジルの利用方法

ハーブティ

ハーブティに使う部位は花の部分が一番香りが強くてハーブティに向いています。
収穫は花の部分を刈取って、陰干しして保存しておきます。
香りも強く、とても落ち着くハーブティですかお勧めです。

生食

葉っぱや成長部分の柔らかい部分を生食してもよいでしょう。
通常のバジルやミントのように、サラダに入れたりして生食でも使えます。

入浴剤として

茎でもどの部分でも利用できます。
ただ、目の粗いネットに入れて、お風呂に入れます。
荒い目だと、細かい葉っぱがお風呂に出てきてしまって汚らしく感じます。
お勧めはストッキングの2重にしてある程度細かく切って乾燥したホーリーバジルをお風呂に浮かべます。
こげ茶色の液が出ますが、これが有効成分です。
私も2度ばかり試してみましが、今までの入浴剤で体験した事のないくらい温まります。
お風呂から出ても手足がポカポカして、ホーリーバジル風呂の効能を実感できます。
これは冬などのお風呂に凄くお勧めです。
温泉に匹敵するくらい温まりますよ。

まとめ

こんな風に色々利用価値の高い植物だという事が分かりました。
今年は苗の販売とか、ハーブ畑の一部を一般開放して楽しんでいただく事も考えています。
ご期待ください。

タグ:
ホーリーバジル風呂
ホールバジル
神目帚

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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