安売りビジネスの破綻

皆さん、テレビ報道でご存知だと思いますが、格安旅行を提供していた「てるみくらぶ」が破綻しました。

いきなりか、と思いました。
普通はそこに行くまで、色々な手を打ち、民事再生の道を歩むとか、会社更生法の適応を受けるとかするのが一般的なのですが、、、、、、

今回は、いきなり破綻って感じなので旅行に行く予定の方、実際に海外に行ってしまっている方は、旅行を続けられなくなりました。

生涯の思い出が台無しですよね。
無事戻れれば、違った意味で思い出になるかもしれませんけど。

こんな風に格安ビジネスは結局誰も仕合せにならないまま終焉を迎えることが多いんですよね。

そのビジネスの提供先(今回はてるみくらぶ)の皆さん(社員や経営者)
そして、そのビジネスの関連先(今回は広告代理店や航空会社、ホテルなど)
さらにその、お客様!
全ての関係者が得したとか!良かったって方が誰もいないって事なのです。

他では、例えば全国チェーンのハンバーガーショップは、最近低価格戦略を見直してきています。

価格より、安心や品質向上を目指すようになっています。
当然ですよね。

値段より品質や安全は担保されていなければいけない、それが最低条件です。
今の消費者は安かろう、悪かろうでは納得しまっせん。

さらに、超大手のアパレルも苦戦しているようです。
一時は飛ぶ鳥落とす勢いでしたが・・・・・・
最近は苦戦しいるようです。

だって、安くて品質が良くても、人と同じものじゃいやだという消費者が増えたからなんですよね。

言葉を変えると、マーケットが成熟してきたって事ですよね。
毎回安売りの最後は悲しいものがあると、そんな事を今回のニュースから感じました。

僕も経営者の端くれとして、考えなくてはいけないと思いました。

タグ:
安売りの悲劇
安売りの末路
破綻から学ぶ

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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