篝火を何で設置しているのか?

当館は玄関に2か所、各天風呂に1か所ずつかがり火を設置しています。
何で?

昔、私たちの原始人の先祖は横穴住居で、薪をしながら生活していました。
多分夜になると明かりは、薪に火しかなかったと思われます。
外に出ても、月が出ていなければ真っ暗で行動できなかったはずです。

それに比べ、ネコ科の猛獣は少しの光でも行動できるので、非常に危険になりますよね。
多分洞窟から一歩も出ないで生活していた時代が長かったはずです。

たぶん、私たちの先祖のホモサピエンスは多少の言葉をしゃべったようです。

今日の狩りの事、明日の狩りの作戦などを薪の周りで話し合ったに違いありません。

そして、竪穴住居の時代、例えば縄文時代でも、やはり火は重要な明かりであり、暖を取る暖房であり、食料を煮炊きする燃料でもありました。

その後の文明で、例えば江戸時代まででも、日は蠟燭や灯篭として使われてきました。

このように、人類は火と共に暮らしてきたのです。
だから、長い間火と共に生活した結果、火を見ると心が和むと遺伝子に組み込まれているというのです。

これも証明されているわけではなりませんが、何となくそんな気もしますよね。
それに、炎って「1/fゆらぎ」に近いと思いませんか。

僕も電気のない山小屋で、LEDの光と蝋燭の明かりと、どちらが落ち着くかやってみましたが、遥かにろうそくの明かりの方が、安心できました。

ですから、当館はお客様にリラックスしてもらう環境を提供するために玄関と露天風呂に篝火を設置しています。

色々調べたのですが、ガスだと凄い費用が掛かるらしいのです。
そこで、当館は石油の燃料で行っています。
多少煙が出るのですが、暗くなると目立たなくなるので問題あません。
1か所辺り1週間に2ℓくらいの燃料費です。

しかし、新たに設置したくも製造元でもう作っていないはずです。
だから、あるものを大事に使わせてもらう予定です。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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