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松之山温泉ってどんな温泉?

 

松之山温泉に入ると、とても温まって、疲れも取れるって評判です。
夏になると、汗疹も2~3回温泉に入ればたちどころに直っちゃうなんて声を良く聞きます。

では、松之山温泉ってどんな温泉なんでしょうか?

ナステビュウ湯の山の源泉はPH7.7の弱アルカリ性

PH(ペーハー値)って覚えてます?水素イオン濃度ですが、もっと分かりにくいですよね。
しかし、温泉の泉質には大事な指数で、PHは低いと酸性、高いとアルカリ性ですよね。レモン水はPH2.5前後です。

松之山温泉は人体のPH値に近い弱アルカリ性で、とてもお肌にやさしいのです。なので、お肌の弱い人でも比較的気軽に入浴できます。
一般温泉のPHが高い強いアルカリ泉は肌の脂分が取られ過ぎ、カサカサになるので注意が必要でが、肌に優しい弱アルカリ性の温泉は肌がすべすべして美肌の湯・美人の湯と呼ばれたりしています。
逆にPHが低い酸性泉は肌には表面の角質を柔らかくするピーリング効果や殺菌効果があります。 ピーリングって一皮むくて意味もありますが、本来の意味は、堅くなってしまった角質を柔らかくする効果を言います。

消毒・洗浄効果のあるホウ酸の含有量が日本有数

ホウ酸って身近なものだと、昔は
目薬などに使われています。
殺菌効果が強い物質ですが、殺菌効果も高い代わりに、毒性も持合せていますが、温泉に入っている程度は問題はありません。逆に松之山温泉ではこのホウ酸がやけどや切り傷・擦り傷などの皮膚病に効果的なんですよ。

メタケイ酸が豊富

メタケイ酸は美容保湿成分で、お肌の新陳代謝を促進してツルツルにしてくれる役割をしてくれます。メタケイ酸を多く含むお風呂は美肌の湯と言われています。だから松之山のお年寄りもみんなお肌がきれいなんです。

なぜ山の中なのに塩分が強いの?

松之山温泉は塩分が強いのです。なめてみるとほんとにショッパイ!それはそれは顔をしかめてしまうほどなんですよ。

松之山温泉は地殻の隆起運動によって、閉じ込められた千二百万年前の海水がマグマによって温められ、地層の分裂から一気に放出する「ジオプレッシャー型温泉」だと言われています。「化石海水」なのです。日本ではとても珍し温泉で化石型の温泉と言われています。

そんな歴史のある松之山温泉です。機会があればぜひ一度入っていただきたいです。

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