ナステビュウ湯の山の正しい入り方!

暖かい11月ですが、アメリカでは凄い寒波に見舞われているようです。また、長野では強い地震で大変な被害が出たようです。
心よりお見舞い申し上げます。

ナステビュウ湯の山の正しい入浴法

さて、今回は温泉の入り方を考えてみます。

松之山温泉は非常に濃い温泉です。勿論、ナステビュウ湯の山も含まれています。それだけ効果が高いと言うことです、だからしっかりと手順を踏まえて入浴しないと、体調を崩しかねません。

その順序や準備はこんな感じです。

到着したら!

受付けを終えて、すぐお風呂という方が殆んどですが、その前に体の準備を整えてから入浴しましょう。
一番大切なことは、水分補給です。お風呂に入ると汗で血液粘度が高まり、ドロドロ血液になりやすいので、入浴20分前にコップ1杯の水分を補給しておきましょう。
車で1時間も移動してきた方もおいでだと思います。休憩所でお茶など飲んで、体調を整えてお風呂に入りましょう。
こういったことが、お風呂の準備運動になるのです。

かけ湯

さて、いよいよ入浴ですが、その前にかけ湯をちゃんとしましょう。
方法はまず、心臓から遠い順に10杯位が適当です。このかけ湯をする理由は、まず温泉に身体を慣らす事と、からだの汚れをなるべく浴室に持ち込まないエチケットの2つがあるからです。

いよいよ入浴

さて、やっと入浴です。でもまだ、いきなり肩まで入るのは危険です。目には見えませんが、体全体に大変な水圧がかかっています。
それに急激に体が温められ、血圧が最初は防御反応で上がりますが、しばらくすると、毛細血管が広がり、急激に血圧が降下を始めます。
あまり急激な血圧の下降で失神してしまう人もいるほどです。
そこで、まず半身浴で1分ほど身体をなじませ、その後ゆっくり肩まで入浴するようにしましょう。
心臓や病後で体が弱っている方は、身体に負担の少ない半身浴でも十分温まりますので、お勧めいたします。

入浴時間は?

さて、ではどの位の入浴時間が適当でしょう。30分位???そんなに入浴していたら、間違いなくのぼせてしまいます。
ナステビュウ湯の山の温泉は自宅のお風呂より遥かに温まります。
身体に負担が少なく、良く温まる入浴法として、分割入浴法があります。最初は5分ぐらい入浴して、少し(5~6分)休んで、今度は8分ぐらい入浴します。
そして、身体を洗ったりして時間をとって、最後に3分仕上げの入浴をします。5分/8分/3分と3回に分けた分割入浴を試してください。5+8+3分で合計16分ですが、まとめて16分入浴するより、分けて入浴した方が温まり体に負担が無い事が実感できると思います。

入浴場所にもこだわる

分割入浴で5分/8分/3分と入浴しますが、入浴場所にもこだわりましょう。
まず最初の5分は湯尻(お湯が出ている場所から一番遠い場所)でお湯に浸かりましょう。理由は湯船の中で温泉が一番なじんでマイルドになっている場所だからです。
そして、最後の3分は湯口に近い場所で入浴して、そのまま身体を水で洗い流さないで、タオルで拭いて上がりましょう。
これも理由がありまして、温泉はお風呂から上がってもしばらくの間、皮膚から吸収されます。
ですからなるべく新鮮な温泉を身体につけてから上がると、より新鮮な温泉の有効成分を多く吸収させるという理由からです。

まだある最後の仕上げ

これで服をきれば入浴は終わり、と思いがちですが、まだ終わっていません。
一番大切な事は、水分補給をきちんと行う事です。入浴中に失われた水分と、入浴後に汗等で失われた水分をきちんと補給しておきましょう。
仕上げには、コップ1杯程度の水分補給を忘れずに!

アレルギー対策に冷水浴

以前、冷水浴の勧めを書かせていただきましたが、私は現在4か月ほど、お風呂のたびに冷水浴をしています。
気持ち良い水風呂があると、お風呂そっちのけで水風呂中心に入ってくる場合もあります。
細かいことはここではお書きしませんが、そのおかげで、昨年の冬は咳で悩んだ風邪もほとんど症状が出ません。(現在は)
ですから、皆さんにお勧めしているわけです。
簡単なことです、あなたも今日から始めてみませんか?

まとめ!

最後に入浴の極意を簡単にまとめてみます。
その1:入浴前後20分前にコップ1杯程度の水分補給を忘れずに。
その2:入浴前にはかけ湯をして身体を慣らしましょう。
その3:一気に長湯をせず、分割入浴をしましょう。
その4:お風呂から上がるときは、身体を洗い流さす、新鮮な温泉を浴びてから、軽くふき取ってから上がりましょう。
その5:仕上げに水分補給を忘れずに。
その6:アレルギーには冷水浴が最も効果的、花粉症の人には効果あり。

昔から良薬口に苦しと言われます。
松之山温泉も体に効く温泉ですが、それだけ体に影響力があると言うことです。
コツは優しく、じっくりとです。
それでは、皆さんも温泉ライフを満喫してください。

タグ:
入浴法
松之山温泉の正しい入り方
温泉入浴バイブル

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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