温泉の湯花って汚らしいけど、実は素晴らしい温泉の代名詞だった。

おはようございます、早起きブロガーの高橋です。
朝、ほぼ毎日ブログを書き始めてこのブログを読んでいただける方もお陰様で増えました。
最盛期は別として、低迷期の倍くらいの方がこのブログを読んでもらえています。
本当に感謝ですが、少しは温泉の有意義な情報を書かなければ心を新たにしました。

今回の話題は湯花についてです。

湯花って何?

花って綺麗に感じるかもしれませんが、案外汚らしく感じます。
教科書的には「湯の花」とは、天然温泉にふまれる成分(溶存物質)が沈殿・固形化したものです。
地中から湧き出した温泉が冷やされたり、蒸発したり、または酸化したりすることによって成分の固形化が進み湯の花はできます。
温泉成分のかたまりである「湯の花」は天然の浴用入浴剤ともいわれ、温泉地へ行くとよくお土産として販売されています。
有名なのは草津温泉の湯花とか、別府の明礬温泉の湯花ですが、上の写真は私が明礬温泉に行ったとき、湯花を取る小屋です。

中には行って見ましたが、地中から蒸気が上がり、蒸気に含まれる成分が固形化する過程が面白かったです。
何で明礬温泉に行ったとき湯花買ってこなかったんだろう?
と言う事で手元にはありません。

湯花を自宅の浴槽に入れていいの?

では買ってきた湯花を自宅の湯船に入れていいの?と思われるかもしれません。
この場合はリスクがあります。
1回や2回は影響ないでしょうが、温泉成分が大量に含まれています。
ですが、温泉によっては金属を腐食をさせたり、変色させたりする物質も含まれているかもしれません。
だから確認してから利用したほうがトラブルも少ないと思います。

新提案、湯花の効果的な利用法

だったらどう利用するの?
良い利用法があります、その方法とは泥パックに混ぜて使う方法です。
全身泥パックで体中から温泉成分を吸収してきますから効果も期待できます。
しかし、温泉が体に合わない場合もありますから、まず狭い範囲で試してからの方が安心かもしれません。
肌も汚れも綺麗に落ちてすべすべになるはずです。
試したことはないので、自己責任でお願いしますね。

湯花の出る温泉

温泉に湯花が漂っていると、なんか汚らしく感じますが・・・・・
実は湯花は良質泉の証でもあるのです。
温泉成分が濃いと、大気にさらされて参加したり、温度が低くなることにより、成分の一部が固形化する事により出来るのが湯花ですから、元々成分が濃くないと出来ない訳です。
濃い温泉=良質泉と言えなくもないです。
だから良質泉ほど湯花ができやすい温泉って言えます。
しかし幅広い温泉ですから、湯花=固形化だけとは限りません。
例えば含鉄泉のように、参加する事により赤く濁るような温泉もあり多くの硫黄泉のように泥のように固形化しやすい温泉もあります。
だから濁っていたり、湯花が沢山浮いている温泉は良質泉なんだと思って下さい。

当館の温泉管理

当館も、午後になると湯花が花盛りです。
当館は例外なしに、営業終了後全部温泉を落として、朝は全量新湯を入れて皆さんをお迎えします。
そして空気に触れて、酸化が進んだり温度がさがぅて来ると湯花が出来たり、温泉が濁ってきたりします。
特に内風呂は源泉かけ流しです。
多分現在営業している施設で松之山温泉の源泉かけ流しの湯船は殆どないはずです。
数か所あるのですが、大勢は循環方式の湯船です。それほど貴重な湯船ですので楽しんで下さい。

私も毎日利用しています。

最近私も私権を利用して、毎日自分の温泉に入っています。
以前は、お風呂に入っていてお客様に話しかけられるのが嫌で、自分の温泉を利用していませんでしたが、最近は魅力が上廻っていて、だから私はナステビュウが無くなると困ります。(笑)
自分的には全国で一番の温泉施設なんですけどね。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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