2015.11.8(日)
紅葉のブナ林撮影
今朝は早起きして、ブナ林を撮影に行ってきました。
美人林じゃないですよ、内緒の場所です(笑)
実は説明するのが面倒なだけなんですけど(笑)
時間が無いので、とにかく1カットをものにしようと、欲張らないことにしました。ということで心に止まった被写体を狙う事にしました。
林の中を歩いていると、枯れて朽ち果てた木にサルノコシカケが生えていました。ブナの栄枯盛衰を感じました。よし、これを写真で表現しようと思いました。
ここからは、テクニックです。
写真は形&色&光をコントロールして表現するものです。
下から超広角で仰ぐフレーミングが一般的ですが、雨も降っていますし、葉っぱも殆ど落ちているので、今回は使えません。そこで鮮やかな紅葉をバックに撮影しました。
こんな感じですが、栄枯盛衰を表現できていますかね?
撮影していると、斜面に根曲りの凄いブナが目に飛び込んできました。厳しい自然環境にもめげず、力強く生きている姿に感動しました。
じゃこの感動を表現するには???
本当はもっと広く撮影したい。
しかし画面上部に林越に空が見えるのが気になります。
そして、画面がごちゃごちゃしているのも気なります。
そこで、それらを整理してみると↓
あまり違いを感じませんか?
僕的にはかなり違うんですが!
更に、重々しさを表現視するのにアンダーで撮影してみました。
ぐっと重い雰囲気になりましたが、僕的には上の方が好きかな?
そこで、上の写真をさらに整理してみました↓
一応これが完成形の写真です。
何か変わったか分りますか?
反射を整理したんです。幹の上部の反射がだいぶ少なくなっているのがお分かりですかね。
僕はこんな風に、感じたことを表現するにはどうするか、色々テクニックを駆使して試行錯誤しています。
大体毎回こんな感じで撮影しています。すると、まぐれで素晴らしい写真が撮れることがあるので止められない(笑)
今回の記事が皆様の参考になれば幸いです。
- タグ:
- 撮影中のテクニック
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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