2015.11.23(月)
ライバル多し魚沼コシヒカリ
日本一人気があって美味しいブランド米と言ったら「魚沼コシヒカリ」ですよね。
所が、ブランド性が高すぎて偽物や他の産地と混ぜて魚沼コシと偽装して販売する業者さんまで出る始末です。
それは、次第に思ったよりおいしくなかったって間違った評価につながるんですよね。
さらに、以前にもブログに書きましたが、BLコシヒカリで味が落ちたともいわれています。
(全農は食味は変わらないと言っていますし、食べ比べてもほとんど変わらないという専門家もいます。)
そんなことが色々あり、最近圧倒的な強さを誇っている、魚沼産コシヒカリもやや評価を落とし気味です。
さらに、虎視眈々とコシヒカリの座を狙っている全国の猛者も現れてきました。
最近で思い起こすのが「ササニシキ」ですね。
しかし、ササニシキも病弱で作りにくいお米だそうで、最近は耕作面積は激減しているそうです。
変わる品種は「ひとめぼれ」が勢力を伸ばしています。
北海道は美味しいお米とは無縁と考えていますが、実は「ゆめぴりか」という美味しいお米があるんです。
最近人気強上昇っちゅうだそうです。
九州では熊本県産「森のくまさん」も非常に美味しいとの評価が高いです。
人気ランキングでも上位ですね。
米どころ山形でも「はえぬき」とか「つや姫」がありますし、東北でも秋田県の「あきたこまち」や岩手県の「ひとめぼれ」もありますしね。
新潟県もコシヒカリだけでは苦しくなってきましたよね。
そこで、新潟県の期待の新品種のホープ「新之助」は大粒で艶のある外観と甘みとコク、粘りと弾力が特徴。時間が経過しても硬くなりにくく、冷めてもおいしく食べられるらしい。
新潟県も70パーセントがコシヒカリの栽培で、これから温暖化で高温になってってくると、コシヒカリの品質低下が問題になりますが、この新之助は暑さに強いそうです。
さらに晩稲で、コシヒカリの収穫が終わってから収穫できるので、農繁期の均一化もできそうです。
さて10年後は米勢力図はどうなっているでしょうか、おもしろくなってきました。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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