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オリンピックを支えた日本の中小企業

ミラノ・コルティナ2026オリンピックでは、日本選手団が過去最高のメダル数を更新しました。

その華やかな舞台の裏で、日本の中小企業が“道具”という形で選手たちを支えていたことをご存じでしょうか。

まず、感動的な金メダルに輝いたペア・フィギュア。

選手の足元を支えていたのは、“名古屋の町工場” 山一ハガネ が製造する一体型ブレードです。

特殊鋼の塊から削り出すそのブレードは、継ぎ目がなく、衝撃を分散させる構造。

しかし驚くことに、材料のうち実際に製品になるのはわずか3%。

残りは削り落とされてしまいます。

それでも選手は「このブレードしか使わない」と言い切るほどの信頼を寄せているそうです。

技術への絶対的な信頼が、あの演技を支えていたのです。

そしてフリースタイルスキー、モーグル競技。

このオリンピックでも上位選手の多くが使用していたスキー板は、大阪発のメーカー ID one のもの。

社員わずか5人の小さなメーカーですが、モーグル界では圧倒的な支持を誇ります。

ハートを逆さにしたようなロゴが目印です。

さらに、中小企業ではありませんが、スノーボード・ハーフパイプで日本選手が使用していたのが ヨネックス のボード。

「ヨネックスって、バドミントンのラケットの会社じゃないの?」

そう思う方も多いでしょう。

しかし現在では、テニス、卓球、ゴルフ、そしてスノーボードへと分野を広げ、炭素繊維をハニカム構造にするなど独自技術で進化を遂げています。

最近ではロードバイクのフレームまで手がけています。

共通して言えるのは――軽い。高性能。

そして、少し高い(笑)。

スポーツの世界も日進月歩。

けれど、その進化の裏側には、日本の中小企業の粘り強い技術力が確かに息づいています。

メダルの輝きの陰で、黙々と削り出される鋼。

そう思うと、表彰台の景色もまた違って見えてきますね。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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