2024.9.21(土)
今年の冬(2024年年末~2025年春)の雪はどうなりそうなの?
ちょっと気が早いようですが、今年の冬はどうなるんでしょうか?
特に雪国は気になりますよね。
去年の厳寒期の2月は雪が降らなくて、ありがたかったな~
今年もそうならないかな~
現在9月の中旬ですが、3カ月先の12月中頃には例年だと雪が降っていますよね。
そこで気になる今シーズンの冬の雪予報を調べてみました。
気象庁の季節予報
9月から10月までは例年より暖かい日が続く感じですね。
ということは、秋は暖かめか!
しかし、冬の足音の聞こえる11月からは平年並みになると予報されています。
冬に向かって寒さが平年並みになっていく感じです。
9月末には更に12月の予報も出ますので、さらなる冬の予想も出来ると思いますが、現時点で今年の冬の気温は、平年並みか、やや寒くなる傾向のようです。
冬のエルニーニョ/ラニーニャ現象は?
冬にエルニーニョ現象だと、暖冬傾向で、ラニーニャ現象だと寒い冬になる傾向があります。
去年はスーパーエルニーニョ現象で、かなり暖冬だったと思います。
では今年は?
現在気象庁の発表では、ラニーニャ現象の確率が70%位だそうです。
ラニーニャ現象が起きれば必ず寒い冬になる訳ではありませんが、現状だと暖冬の期待は薄いようです。
日本海側の海水温
冬になると日本海側だけがなぜ雪が降るか?
それは、この図を見て頂ければよく分かります。
シベリアや中国大陸から、冷たい季節風が吹き、日本海で水蒸気を沢山貯めて、日本海側の山にぶつかり一気に雪となるメカニズムです。
大雪になる条件は、冷たい季節風と日本海側の海水温が高い事です。
その条件の一つ、海水温は例年よりかなり高いことが報告されています。
この状態で寒気が来ない事を祈りましょう。
北極振動
北極振動がマイナスだと次から次に寒波が押し寄せ、大雪の可能性が高まる事が分かっています。
詳しくは、筑波大学 計算科学研究センター 田中博先生がお書きになった「日本の異常気象と北極振動の関係」をご覧ください。
では今年は???
田中先生作成の北極振動指数(AOI)60日予測グラフを見てみます。
上のグラフによると、やはり北極振動がマイナスになりそうです。
これにより、寒気が流れ込みやすい状況の様です。
まとめ 私の予想
まだはっきりしない部分もありますが、現在のデータをまとめると、今年は暖冬小雪はなさそうです。
かといって大雪か?
それも???分かりません。
私は、例年の冬の雪か、少し多そうな感じ、と予想しています。
皆さん、今冬が暖冬だとしても、備えを怠ると大変な冬になるかもしれませんよ。準備は万全でいきましょう!(おわり)
当ブログを初めてご覧いただいた方へ
私は、新潟県松之山温泉にある日帰り温泉『ナステビュウ湯の山』の運営をしています。
松之山は日本有数の豪雪地帯で、冬には美しい雪見風呂が楽しめますが、今の季節は紅葉が見事です。
ぜひ、自然の美しさを堪能しにいらしてください。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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