初心忘るべからず!

装具にも慣れて来ました。

私たちは現在では「初心忘れるべからず」とは、人間過ぎ去ると、最初の志が薄れ最初のお気込みが薄れだらけてしまうと言った感じに使われます。

所が600年の伝統ある能楽の教科書的な「世阿弥」と言う指南書では、少し違った意味だそうです。

ここでの初心とは芸の世界では未熟な自分を指し、芸を極めるには、幾つになっても満足せず芸を向上させる稽古を怠ってはならないという意味だそうです。

ですから此処での初心とは=現在の自分=未熟で完成されていない状態を指すのだそうです。

この話は、松之山で狂言師として来ていた頃、野村萬斎さんが、解説でお話ししていただいたのを、うる覚えで紹介させて頂きました。

その考えは、今でも私の中に生き続けています。心の声で、此処で満足しちゃ駄目だ、もっと高みを目指そうと、、、、思ってはいるのですが。

現実的には自分甘く弱い人間です。だから妥協ばっかりしてます。

去年秋に頭の怪我で入院した時、この怪我から無事復帰できたら、毎日を充実させ全力で仕事に向かおうと決めたのに、気がつくと妥協の塊の自分がいます。

入院してても日々研鑽しなければと感じる今日この頃です。日々研鑽ですね。

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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