橋本紘二写真展 「雪国春耕」を湯の山でもやります。

本日、新潟日報に橋本紘二さんの写真集「雪国春耕」が紹介されていました。

直接お話を伺ったのですが、処女写真集「春を呼ぶ村」が彼の写真家としての原点で、若い時に出した写真集は、今の自分の気持ちを考えるとギスギスしていて、凄いだろうと自己主張が強すぎるようだと感じているそうです。

当時写真というものに悩み、体調も思わしくなくフラフラしながら取材の旅をしていたのが、思い立ったように松之山だったらまだ雪があるかもしれないとお彼岸の頃松之山入ると、そこにはまだ沢山の雪があり、その雪を少しでも早く消すことに一生懸命取り組んでいる、農民を見て感激したそうです。

それが縁で松之山に何度も訪れ、集大成として[春を呼ぶ村]を出版したそうです。
当時東京で写真展をしていると、全く無名の新人カメラマンの写真展に「土門拳」が見に来てくれたそうです。

橋本さんは、現在松之山に住んでいますが、当時のにぎわいを振り返って、限界集落とか言われるまでになったのは、当時の人にも原因があり、みんな松之山で農業を継がせようとせず、都会に出したからなんだ、とおっしゃっていました。

僕は個人的には、今回の写真集「雪国春耕」は松之山をテーマにした写真集では最も素晴らしい写真集の1冊だと思います。

そんな「雪国春耕」写真展が十日町でも開催されます。

4月28日~5月2日まで十日町情報館で、5月3日~6日まで松之山公民館で無料で行われます。

まだぜんぜん発表していませんが実は5月8日~31日までナステビュウ湯の山でも写真展「雪国春耕」が開催されます。

残念ながら、ナステビュウ湯の山の入館料をお支払い頂かないと見れないので、その点はよろしくお願いします。
橋本さんの、生写真を見ると本当に凄いと感心させられます。

僕は昔は橋本さんの写真は、正直暗くてあまり好きではなかったのですが、今はとても好きになりました。
これも年を重ね、僕の人間味が増したせいでしょう(笑)
今から写真展が楽しみです。

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雪国春耕

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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