2014.12.25(木)
お風呂を入れる事だけがナステビュウ湯の山の仕事ではない。
松之山は雪が降っています。クリスマスには毎年の事ですよね。
例年だとクリスマス寒波と言って、強力な年末寒波が来ているのですが、今年はそんなに強力じゃないですね。多分、もう十分ですよね。
さて、ナステビュウ湯の山のお仕事って何でしょう?
天然温泉の銭湯?
お食事処?
お土産店?
実はどれも正解ではないと思うのです。
今年秋、毎日お風呂に来る、近所のお客さんが亡くなりました。
自分で歩いて田んぼを見に行って、なかなか帰ってこないのでおばあちゃんが心配して探しに行って発見したそうです。あまり苦しそうな、顔ではなかったそうです。
もし、人間に寿命の時刻が決まっていたら、ギリギリまで笑顔で楽しい事をしていたいですよね。
亡くなったおじいちゃんも、田んぼが大好きで毎日のように見回りに行っていたそうです。
違う人生を考えてみましょう。
体が不自由で、もう何年も寝たきり、徐々に弱っていくので、そろそろ覚悟を固めるころには、看病している家族も疲弊してしまっている。
普通はこんな人生でしょ。
僕は紹介したおじいちゃんは、天命をまっとうしましたが、最後まで健康でいられたのは、毎日温泉に浸かっていたからだと思うのです。
お風呂では常連さんと、色々な話をして、脳を活性化し、温泉により血行が促進され、いつも元気でいられたのだと僕は信じています。
僕らの仕事は銭湯の延長ではないのです。
お越しいただいた、お客様が元気になって帰る場所なのです。
しいて言うとすると、体と心のホットステーションなんです。
その為に僕らは頑張っているんだと自負しているのです。
お越しいただく、多くのお客様が健康で笑顔で過ごせることをクリスマスに祈っています。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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