2022.1.4(火)
松之山温泉は時間がたつと、こんな変化を起こします。
おはようございます、社長の高橋です。
当館の利用している自家源泉の松之山温泉は
今日は良くお問い合わせのある、松之山温泉の時間が経つとこんな風に変化する、みたいなんですって事をお書きします。
しかし、あくまでも当館だけでの事で、他の施設では配管も濾過状況も違うので一概に言えませんのでご容赦願います。
時間がたつと温泉の色が変わる。
経験上ですが、例えばご来光風呂の朝早い時期には温泉は非常に透明です。
しかし時間と共に白く変化してきます。
白濁までいかなくても、温泉は白っぽくなります。
これって人が入って汚れるから・・・・・
と思いがちですが、一人も入らなくても時間と共に白っぽくなるのは変わりません。
内風呂のように源泉かけ流しの場合は、あまり変わらないのですが、露天風呂の場合はその傾向は強いのです。
これって、人が入る事により温泉が汚れる?訳ではないのです。
そも証拠に、一人も入浴しなくても時間と共に透明度は下がってきます。
人数が多ければ、透明度が下がるスピードは速まるのですが、これは人間が入ることにより温泉の酸化のスピードが速まるからだと理解しています。
もし仮に温泉の人に対する、汚れだとすると人数が多ければ多いほど顕著になるはずですが、スピードの多少の相関関係はあるにしても、それほど顕著ではないのです。
そこで私は、温泉が白っぽくなるの一番の原因は酸化だと思っています。
匂いってどうよ
次に匂いです。
温泉の匂いも凄いのです。
普通は松之山温泉特有のにおいがしますが、この匂いも厄介です。
以前メンテナンスで、内風呂の温泉を湯舟に入れて新しい温泉を供給しないで循環していたことがあります。
内風呂なので、匂いはこもりやすいですが、その時松之山温泉独特の匂いが強烈に強まったのを覚えています。
少しこなれ匂いに成りますが、明らかに強いにおいになりました。
僕はこの経験で、湯舟に入っている温泉が新鮮かどうか?匂いを嗅ぐとある程度判断できるようになりました。
良くお客様に、お前のところ温泉は薄いから匂いがあまりしないのだと言われた事があります。
確かに成分比較で、温泉街の温泉と比較すると、全体の成分が5%程度当館の方が薄いようだとお話ししました。
しかし、その程度の濃度でそれほど匂いに影響しないと思います。
それより鮮度の影響が大きいように関しています。
弱い匂いも感じられるような方法
温泉の匂いの嗅ぎ方は後程紹介しますが、私のやりは、入浴中に両手で鼻の前にドームを作る感じで覆うのです。
すると温泉の匂いが強く感じられます。
私はある施設で、温泉の匂いを嗅いだ時・・・・・・・
やばいと思い、それからその施設に行っても、湯舟に入ったことがありません。
サウナだけ利用して帰るようになりました。
その位頻繁い匂いをかいでいます。
この温泉は塩素を使っているかどうか、直ぐにわかるようになりますよ。
なるべく新鮮な温泉を利用していただくために。
当館の場合は、よほどの事情がない限り全浴槽のお湯(水も含め)は、その日のうちに全交換しています。
再開してから、温泉の貯湯槽の量が少なくなった影響で、温泉を貯めるのに時間がかかりますが、現状は工夫しながらやっています。
お客さまには、なるべく新鮮な温泉を楽しんでもらいたいからですね。
これからも最大限の努力をして温泉を提供していきます。
こんな、細やかな調整が出来るのはスタッフの充実が挙げられます。
今まで細かい失敗を繰り返しながら、練度を重ねた結果ですね。
私がいなくても、ある程度の事は出来る体制に感謝ですね。
と言う感じで、温泉の時間ともに変わる変化にいて書きました。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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