2019.12.27(金)
隠れ家的なレストランDining Space 2002 DAO (新潟市小新)
実は新潟の両親に呼ばれて、実家に行ってきた。
今年中に来いって事でした。
大した用事もないのに・・・・
年老いた両親に呼ばれれば行かない訳には行きません。
両親は弟と一緒に住んでいます。
その弟は和食の飲食業です。
皆さん飲食業の廃業率ってご存知ですか?
生存率とも言えます。
2年以内に廃業する飲食店は約半数になります。
例えば今年10店舗オープンしても、二年後は5店舗になっているって事です。
そして10年生存率は1割と言われています。
そんな中で弟のお店は当初オープンした時よりかなり形態は変わりましたが、10年以上たってもまだやっているから上等の部類だと思います。
弟のお店は小新たつみと言う割烹のお店ですが、現在ほとんど予約は取れません。
よほどのことがない限り、予約を受けないからですね。
現在は仕出し料理や、高級和食弁当をやっています。
普通の割烹系の料理店では、お酒の売り上げも多いのですが、あえてそれを捨てています。
その代わりにほぼ100%予約で、材料や人件費の無駄が殆どなく効率的な運営が出来ているのでしょう。
どちらかと言うと、美味しさや品質で売っているお店と言えます。
だから原価率も高いのですが、無駄を省いて効率化しているのでバランスを取っているのだと思います。
そんな弟のお店も、現在はお節料理の準備にかかっていて、忙しそうでした。
小新たつみのおせちは新潟伊勢丹でも扱っていますが、いちばん高いお節は¥72,000だそうです。
7200円じゃないよ。
そんなお節売れるのかね?
さて、忙しいさなかに行ったものですから、お節の片りんの味みさえさせてもらえず、お昼は外食になりました。
母に聞いたらダオが近いから良いよって話でした。
正式なお店の名前は「Dining Space 2002 DAO」
僭越ながら実家の近くにあるのに、全く知りませんでした。
お店の店名からすると2002年にオープンしたお店なのか?
全く予備知識なしで入店しました。
入る前、正直これじゃ大変だろうと思いました。
新興住宅街にあって、幹線道路から離れていて、全く目立たない。
新規のお客様の来店は絶望的な気がしました。
一般住宅に隠れて全然目立たないのです。
入ってみると、店内はそれほど広くもなく一般住宅の1Fを店舗にした感じです。
多国籍料理のお店でしょうか?
どちらかというと、中華系のメニューが多い気がしました。
若干高めのメニュー構成ですね。
一番驚いたのは、結構お客様が多かった印象です。
多分常連をしっかり掴んでいらっしゃるのでしょう。
そして接客もベテランが当たっていて、しっかりしています。
父と母の顔は完璧に把握していて、いつもの席にご案内しますと案内していただきました。
特に女性の方の接客は自然な笑顔も素敵で好感が持てました。
なるほど、常連客の心をがっちりつかんでいらっしゃるのですね。
なんか飲食店は施設や料理も大切ですが、そういった細かい気づかいもすごく大切ですよね。
残念ながらおトイレに行かなかったのですが、大体トイレを見るとお店のクリーニング度が分かります。
多分おトイレもきれいなんでしょうね。
そんな風に思いました。
全くブログに書くつもりはなかったのですが、後で心に残ったお店だったので記事にさせていただきました。
集客施設はロケーションや施設だけでなく、運営する雰囲気や掃除や管理が大切だと思いました。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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