2015.1.14(水)
日本の奇祭、松之山婿投げ・すみ塗り祭り。
おはようございます。今日も僕のブログに来てくれてありがとうございます。
今朝の松之山は久しぶりに青空です。長いトンネルを抜けた安堵感を感じました。マジです(笑)
さて明日1月15日は小正月で松之山温泉で行われる婿投げ、墨塗り祭りが開催されます。
婿投祭りって何?
このお祭りは結構有名で、ご存知の方も多いと思います。
いわれは、地域の女性が嫁ぎ、小正月に奥さんの実家に泊まりに来たときに、地元の若い衆がお婿さんに手荒な歓迎をしたのが始まりと言われています。
現在はお祭りで毎年やっていますが、今でも手荒です。
超怖いです。
まず、6~7人新婚の婿さんを担ぎ出し、急な斜面を薬師堂まで。
そこで、ご祈祷をして。後は薬師堂の急斜面から、婿さんを放り投げる単純なお祭りです。
クライマックスは婿さんが投げられる事ですが、急斜面で酔った男たちが思いっきり投げますから、空中に10m位浮遊して、斜面を20メートルぐらい転げ落ちて、新妻のもとに到着という感じです。
下は雪とはいえ、凄い距離を投げられるので命の保証は有りません。マジか・・・・・・
でも、薬師堂でご祈祷してから投げられるので、今まで亡くなったり、大怪我をしたかたはいませんが・・・今年は分かりません(笑)
気になりますねェ。
今年は松之山温泉街の一番奥の湯守処「地炉(じろ)」を14時に出発するらしいです。
すみ塗り祭りって?
婿投げ祭りが終わると、100m位会場を移動して、今度は墨塗り祭りです。
温泉組合長の挨拶とかありますが、正直誰も聞いていません。皆さん、興奮を抑えて待っているのです。
御神酒を頂き、福みかんを播きます。これは節分みたいに、会場にミカンを播くのですが、一部印のついているミカンがあるんですが、それを拾うと福袋と交換してもらえます。
後拾ったみかんは貰えますので、ご安心を(笑)
ここでのコツはポジション取りですよ。あまり遠いとミカンが飛んでこないし、近い場所はライバルも多いし。作戦を練ってください。
後はどんど焼きに火入れです。
ここまで来ると、殺気が会場内にみなぎります(笑)
すみ塗り祭りは、イメージ的に昔の合戦? もう良く分からないって感じです。
ルールは「おめでとうござます。」と言いながら墨を顔に塗るだけです。勿論無礼講ですから、誰でもOKです。来たら、逃げては失礼に当たります。
これも、コツがあって、墨が毛穴に入るとなかなか落ちません。
ですから、事前にハンドクリームなどを顔に塗っておくと、後が楽です。
お祭りの日程は?
1月15日〈むこ投げ〉午後2時頃
湯守処「地炉(じろ)」出発
地元新婚さんは有志が担ぎ出します。
一般応募のご夫婦は同行の人たちが担ぎ出します。
〈すみ塗り〉午後3時頃
1.松之山温泉組合長挨拶
2.祈願(無病息災、商売繁昌)
3.手〆(三本〆)
4.お神酒
5.宝みかん 福袋若干名様に進呈します
6.火入式
7.万歳
8.すみ塗り始め
9.終了
問い合わせ先
十日町市観光協会松之山事務所 025-596-3011
お祭りが終わったら湯の山に
ナステビュウ湯の山では、すみ塗り祭りに参加して、顔が黒くなった方は入館料を無料にします。最後の締めは、松之山温泉で綺麗にして、ホッとしして温まってから帰ってください。
お祭りに参加した方の感想を聞くと、皆さん「あり得ないけど、楽しかった」という感想です。そう、この祭りのキーワードは「あり得ない」なんです。
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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