2015.12.15(火)
忘れていませんか?温泉入り方。
日本人は、昔から温泉を健康増進などに上手に利用してきました。
個人的な感想かもしれませんが、温泉を上手に利用して湯治文化を築き上げたのは、日本人だけかもしれません。
それほど、日本人は温泉が好きで文化になって温泉は根付いています。
でも、少し残念なこともあります。
それは、温泉やお風呂に入るときの基本がおざなりになってきているって事です。
そこで、今回は温泉やお風呂に入るときの、基本についておさらいをしてみましょう。
温泉に入る時の準備
全ては、準備をおろそかにすると、その後の全てがうまく運びません。
では、どんな事か?
その1 入浴前にコップ1杯の水分を補給しましょう。
お風呂やサウナに入ると多量の汗をかきます。
お風呂に入っていると、汗をかいても分からないのですが、実はお風呂の中でも汗はかいています。
勿論、お風呂に上がってからも汗は出ますが。
その前に、お風呂に入る前15分前にコップ一杯程度の水分補給をしてください。
スポーツドリンクだと申し分ありませんが、お茶でも水でも良いでしょう。
番外編
小さなお子様と一緒にお風呂に入る場合は、事前にトイレを済ませておきましょう。
小さなお子様は、急にもようして間に合わない場合も考えられます。
エチケットですので、面倒がらずに必ず実施しましょう。
その2 入浴前は十分なかけ湯をしましょう。
かけ湯の目的は2つあるんですよ。
その1つは体を温泉の成分や熱に慣らす事をしましょう。
いきなりざぶ~んは体に毒です。
それともう一つの目的は、体の汚れをお風呂に持ち込まない意味合いも含まれています。
いわばエチケット目的です。
かけ湯は標準で手桶に10杯程度です。
その3 頭にタオルを載せて入浴しましょう。
タオルをお湯につけないマナー的な面と、のぼせ防止の為に有効です。
お風呂に入ると、水圧で血液が頭に集まりやすいので、のぼせやすい状況になります。
その4 入浴はゆっくりと
お風呂に入る際、あまり感じませんが実はすごい水圧を受けています。
首まで入ると約500キロ以上の水圧がかかると言われています。
いきなりそれだけの水圧を受けると、心臓などの負担がかかります。
それに頭部に血液が集まりやすくなります。
体を熱と水圧から慣らすために、半身浴してしばらくったらゆっくりお風呂につかるようにしましょう。
その5 一度に長湯せずに、分割湯をしましょう。
例えば10分入浴する場合、1回に入る入浴法と、3回に分けてはいる入浴法とどちらが良いでしょうか?
答えは分けて入ったほうが、温まるし体に優しいのです。
温泉マークが湯気3本のデザインですが、実はあれは入浴法で、5分/7分/3分と三回に分けて入浴すると、温まるし体にも負担がないですよって意味なんだそうです。
その6 疲労回復には、温冷交互浴が有効です。
お風呂に入って、十分体を温めて、水風呂等で体を冷やす入浴法を温冷交互浴と呼びます。
この入浴法を行うと、末梢血管が開き血行が促進されます。
その結果老廃物が体外に排出されやすくなったり、体がポカポカしたりしてきます。
温冷交互浴を2回から3回繰り返すと効果抜群です。
疲れた時には試してみてください。
その7 お風呂から上がったら、早めに水分補給
お風呂から上がったら、牛乳でしょ(笑)
別にお茶でも良いです。(笑)
お風呂に入って汗で失った水分を早めに補給して、お風呂は終わりです。
皆さん、ちゃんと守っていますか?
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- お風呂の入り方
今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。
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