平和と武装は矛盾しない。

ロシアがウクライナに進行して3か月経ちました。
ですが戦争をしたい人は誰もいない、けど世界には絶えず紛争や戦争が起こっています。
今回は安全保障について考えてみたいと思います。

地政学とは?

地政学と言う学問が最近注目を集めています。
地政学とは、地理学と政治学を合わせた用語で、国の地理的な条件をもとに、政治的、社会的、軍事的な影響を研究する学問における研究分野を意味します。
そして、地政学リスクとは、地政学におけるリスクを指し、地理的な位置関係によって、ある特定の地域が、政治的・社会的・軍事的な緊張が高まるリスクを指します。

これにより、なぜロシアがウクライナに武力侵攻したのか?地政学では説明できるようになるのです。

一つの例ですが、世界の覇権国は、安定した地位を確保する為にNo3以下の国と協力してNo2の国を叩くと言う基本戦略が有効だと言われています。

そう言えば現在の世界の覇権国は経済的に言っても軍事的に言ってもアメリカですね。
最近の日本では半導体や自動車、液晶テレビでは、世界を制覇する勢いでしたが、アメリカを中心とする圧力があったのは記憶に新しいですよね。
最近何かと話題のQuad(クアッも日本、米国、オーストラリア、インドの4カ国)で安全保障や経済を協議する枠組みで、特に軍備を増強する中国に対抗し頭と言うグループです。現在は、それが中国にむいているようです。

軍事的地政学

では、これはあくまでも私見ですが軍事力ではどうでしょうか?
世界には平和を目指し、武力に頼らないと宣言している国もあります。
私の記憶では、スイスやスェーデンなどです。

憲法9条を持つ日本も、それらの国を目指すべきとの意見もあります。
世界には、それを実現している国もあるのだからと。

しかし地政学的には全然違います。
例えば女子高にいる可愛い少女と、男子校にいる一人だけいる可愛い女子高校生ではリスクが全然違うと思いませんか?

日本の隣国には核を持った独裁政権のロシア、中国、北朝鮮に囲まれています。
そして、日本海と太平洋を結ぶ海峡や、基地にはもってこいの硫黄島や沖縄などの島に恵まれています。

つまり男子校の一人しかいない可愛い女子高生状態なのです。

始まりは、突然

それら国の指導者が決断すると、理由はどのようにでも作れます。
例えば、アメリカがイラクに進行した時は、大量破壊兵器が・・・・・
とか言う理由でしたが、後でそれはありませんでした、って事になっりましたが、じゃって事になりませんよね。
今回、ロシアがウクライナに進行した理由も良く分かりません。
つまり、後付けでも理由なんてどうにでもなるって事です。

パワーバランス

日本は軍事的な地政学的には非常にリスクの高い地域となります。
憲法9条は「戦争の放棄」、「戦力の不保持」、「交戦権の否認」を基本とし、陸海空軍その他の戦力は、これを保持してはならない。とも明記されています。

でも実際はどうでしょうか?
誰も戦争を望んでいる人類はいないと思いますが、何故か紛争や戦争は絶えません。

日本も世界に誇れる平和憲法を持ちながら、年々国防予算増加の一途をたどっていて、GNPの2%は最低必要な時代になりました。
陸海空軍その他の戦力は、これを保持してはならない。
ではなかったのじゃないでしょか?
憲法9条を忠実に再現すれば、例えば男子校の一人だけの女子高生を水着で通学させるようなものです。

実際、現在は隠れた場所で自衛隊の皆さんが守ってくれています。
水着の女子高生の周りに、屈強なガードマンが常に配備されている感じです。

日本は実質準核保有国

そして核は絶対持たない事になっていますが、アメリカの核の傘でまもられていますが!!!
この辺はあいまいですよね。
日本も、その気になれば核弾道ミサイルを作る技術はあると言われています。
ロケットも液体燃料と固形燃料のロケット技術と大型から小型のロケットまであります。
制御技術ではハヤブサのように、途方もいない距離の小惑星から岩石のかけらを持ち帰るほどの技術もあり、さらにに原料になる核物質も大量にあります。
これだけ揃っていれば、短期間で弾道核ミサイルは出来ちゃうと思うのです。
いや、隠れ各核保有国と言っても良いレベルのような気がします。
最近、アメリカも自国主義が強まり、もし日本が侵略されても、防御のお手伝いはしますが、前面には出ない雰囲気だし、もしも自国が脅威にさらされる可能性があるようだと、日本の都合では動かないでしょう。

そして、韓国が核配備すれば、日本も核配備しなければならに事態になると思うのです。

その時は、核の基地は陸上にはおかず、原子力潜水艦で運用する事になると思います。
何故かと言うと、地上や地下でもミサイル基地を作ると格好の標的になってしまう事と、陸上イージスの際にも、あれだけ揉めたのに核ミサイル基地なんて候補地がないです。
残るは潜水艦で運用した方が、安全保障上有効ですし、海に囲まれた日本に合っていると思います。

そのシステムを運用するには、核ミサイルを発射する原子力潜水艦三隻を新造し、1隻はどこかの海底で任務遂行し、一は1隻港で待機し、1隻は整備や修理の為に予備機とする必要があります。

日本の潜水艦は世界的にも隠密性や深く潜れる性能は世界でもトップレベルだと言われていますし、原子力潜水艦は、一度潜ったら3ヵ月〜半年近く浮上しなくても大丈夫だそうですし、大出力が可能なので、移動も早いそうです。

軍事大国にしろとは言いませんが、自国を守るには、ここまで必要な事だと思えてきました。
その気になれば2年か3年でそのシステムは構築できますよね。
弾道ミサイルはすぐ出来ても、運用まで考えると時間がかかりますよね。

私はの壮大な妄想は、危険思想でしょうか?

今回も最後まで読んでいただいて、有難うございました。

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